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ロバート・オッペンハイマー の商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2025/01/06

2025年3冊目 オスカーで作品賞や主演俳優賞などを受賞したクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を観て、彼について詳しく知りたいと思い、読んだ

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2024/12/17

オッペンハイマーと核爆弾研究の歴史を通じて、20世紀前半の世界戦争の背景を学ぶことができた。 現代と原爆までの歴史は100年も離れていなことが、今の日本の社会と比べると想像もできなく、面白い。 個人的にはこの本で、学生の頃に学んだ歴史を振り返ることができ、今の社会がどのように構...

オッペンハイマーと核爆弾研究の歴史を通じて、20世紀前半の世界戦争の背景を学ぶことができた。 現代と原爆までの歴史は100年も離れていなことが、今の日本の社会と比べると想像もできなく、面白い。 個人的にはこの本で、学生の頃に学んだ歴史を振り返ることができ、今の社会がどのように構築されてきたかを考えるいいきっかけになる本だった。

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2024/11/04

原爆の開発に重要な役割を果たしたオッペンハイマーだが、量子力学を学び様々なアイデアを実現させた発想自体は凄いものだが、彼自身がそれ自体が莫大な威力を生み出す水爆につながることを察して開発に反対したことは何かの力が働いたと感じた.ウラン238には0.7%しか含まれていないウラン23...

原爆の開発に重要な役割を果たしたオッペンハイマーだが、量子力学を学び様々なアイデアを実現させた発想自体は凄いものだが、彼自身がそれ自体が莫大な威力を生み出す水爆につながることを察して開発に反対したことは何かの力が働いたと感じた.ウラン238には0.7%しか含まれていないウラン235が核分裂を起こすことを発見したが、分離が難しいため、プルトニウムに焦点を当てた着眼は素晴らしいと感じた.それぞれ広島と長崎に投下されるが、ソ連との開発競争に関連する政治問題はあまり面白くなかった.

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2024/08/05

物理学者と哲学と。理論物理学でなく明確に「兵器」を設計していたことが明確に記録されている。物理学者というものは、兵器設計をしていても、崇高な理想の元で理(=神のセオリー)を突き詰めているような錯覚に囚われるのだろうか。アカデミーと政治哲学が交差し、物理学者の苦悩がある。

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2024/07/10

4月からずーっと読んで、やっと読了。ともかくたくさんの人が出てきて 若干 混乱気味のまま最後まできた。読み始めてから 映画を観て 今 再び 映画が観たくなった。戦争という事実も こっち側とあっち側(こういう区別はダメかもしれないけど)じゃ 捉え方、関わり方も違うんだな、とオッ...

4月からずーっと読んで、やっと読了。ともかくたくさんの人が出てきて 若干 混乱気味のまま最後まできた。読み始めてから 映画を観て 今 再び 映画が観たくなった。戦争という事実も こっち側とあっち側(こういう区別はダメかもしれないけど)じゃ 捉え方、関わり方も違うんだな、とオッペンハイマーという人物を通して わかったような気がする。水爆開発に反対を表明した姿に 天才の物理学者も 人間だったんだ とほっとした。うまくまとまらないけれど ずしんときた。今年の広島・長崎の原爆の日は いつもと違う感じがする。

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2024/07/05

最新の所在はOPACを確認してください。 TEA-OPACへのリンクはこちら↓ https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00599642

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2024/05/13

オッペンハイマーの映画が2024年のオスカー賞を多数獲得したということで、映画を見る前にオッペンハイマーの人となりを知りたかったので読んでみた。 物理の難しい部分はすっ飛ばしつつも、オッペンハイマーが原子爆弾を生み出した経緯がなんとなくではあるが、わかった。 ただ、原子爆弾を...

オッペンハイマーの映画が2024年のオスカー賞を多数獲得したということで、映画を見る前にオッペンハイマーの人となりを知りたかったので読んでみた。 物理の難しい部分はすっ飛ばしつつも、オッペンハイマーが原子爆弾を生み出した経緯がなんとなくではあるが、わかった。 ただ、原子爆弾を生み出したのは彼ひとりではない。 生み出したあとの経緯ももちろんある。 原子爆弾を作って終わりでもないわけで。 さあ、映画みよーっと!

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2024/04/04

3月にC・ノーラン監督作が公開されるので予習 この前、『映像の世紀』でもオッペンハイマーを取り上げてて、当時の映像や肉声も聴けたので興味深く読んだ 著者は物理学者  1920年代の量子力学の黎明期から1940年代のロス・アラモスでの原爆開発までの理論的支柱になった原著論文もすべて...

3月にC・ノーラン監督作が公開されるので予習 この前、『映像の世紀』でもオッペンハイマーを取り上げてて、当時の映像や肉声も聴けたので興味深く読んだ 著者は物理学者  1920年代の量子力学の黎明期から1940年代のロス・アラモスでの原爆開発までの理論的支柱になった原著論文もすべて読んでおり、各種伝記や証言、聴聞会の記録など膨大な資料をもとに、感情的になることなく、できるだけ正確なオッペンハイマー像を描くことを試みている 読みごたえがあった 映画を観たあと、別の伝記も読んでみようかな

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2024/04/02

著者が科学者なだけに、ヘンな想像(勘ぐり)や思い込みがなく、正しい共感を持ってオッペンハイマーを描いている。とかく文系の人が描くと、取りつかれた全能感の権化みたいに書かれることが多いけど、そんなマッドサイエンティストがこれだけの規模のプロジェクトをこれだけの期間引っ張って成功させ...

著者が科学者なだけに、ヘンな想像(勘ぐり)や思い込みがなく、正しい共感を持ってオッペンハイマーを描いている。とかく文系の人が描くと、取りつかれた全能感の権化みたいに書かれることが多いけど、そんなマッドサイエンティストがこれだけの規模のプロジェクトをこれだけの期間引っ張って成功させられるわけもなく。女好きではあるものの、教養もあるちゃんとした社会人であることをきちんと踏まえて書かれていることに好感が持てる。映画『オッペンハイマー』の予習にもよいのではないか。(原作は上中下三冊もあるので)

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2024/03/18

とても読み応えがあって面白かった。 サブタイトル通り、オッペンハイマーを英雄や奸雄としてではなく、その才能を評価されつつ時代の波に翻弄された凡夫として描かれているのが興味深かった。 昨年(2023年)夏、アメリカで公開され話題になった映画『OPPENHEIMER』を観る前にと思...

とても読み応えがあって面白かった。 サブタイトル通り、オッペンハイマーを英雄や奸雄としてではなく、その才能を評価されつつ時代の波に翻弄された凡夫として描かれているのが興味深かった。 昨年(2023年)夏、アメリカで公開され話題になった映画『OPPENHEIMER』を観る前にと思い読み始めたものの、やはり物理学に関する読み物ってことで中盤くらいに入ると理論解説が増えてちょっと難しくなってきたり、映画が日本で公開されるのかどうか一向に発表されないのもあって、半年くらい読みかけのままずっと通勤鞄の重りになっていたのを、いよいよ日本公開が発表されたので再び読み始めた。 やはり理論に関する部分は難解だけど、その一方で展開される人間ドラマが興味深くてどんどん引き込まれる。理論的な部分も読んでいくうちに概要くらいはなんとなく理解出来たような気になってくるのは、筆者の藤永茂さんが物理学者であり、翻訳家・作家でもあるということもあるのだろうか。藤永さんの他の作品も読んでみたくなった。そういえば先日買った『闇の奥』もこの方の訳書だった。 ロバート・オッペンハイマー本人だけではなく、同じ物理学者のローレンスやテラー、弟のフランクや軍のグローブス将軍が映画でどのように描かれるのか興味深い。

Posted byブクログ