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ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者 ちくま学芸文庫
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ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者 ちくま学芸文庫

藤永茂(著者)

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ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2021/08/12
JAN 9784480510716

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ロバート・オッペンハイマー

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商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

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2026/01/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

カテゴライズするのもおこがましいか。 こういう一人の人を詳細に追った本を、最近あまり読んでなかった。 引用が様々なソースからされて、両論書いてあって読みにくかった(学術論文ぽく)のは事実だが、衝撃と考えさせられた。 原爆の研究の推進、アメリカの核兵器に対するとらえられ方の変遷、少年のようなある意味での素直さが故に(prudentでないが故に)政界から追放されたり。 戦後の日本人物理学者が書く原爆研究。 ・オッペンハイマーはアドラー倫理学の学校教育を受けた ・1900年代初頭のアメリカに渡って非常に成功したユダヤ人実業家の息子であった ・文学や芸術をこよなく愛し、哲学にも傾倒(だったか?) ・(不安定でナイーブな少年・青年時代を経て)ロスアラモスの町の掃除夫の人にさえ非常に愛され、(物理学研究の腕を買われたというよりは)その愛される人柄やとりまとめ能力を買われ、ロスアラモス研究所の所長ほか政府要職にも乞われた ・ロスアラモスは、物理学者のユートピア的なところで、自由闊達な議論が(一定の軍部の統制の下だが)行われた。科学者たちはほぼ率先してロスアラモスに参加した(破壊力の大きさを案じて去っていったのは一人くらい) ・集まった科学者の中には、ナチスの欧州から逃れてきた人も多かった ・広島・長崎に実際に原爆投下されるまで、ほとんどの学者に罪の意識などはなかった。広島があって初めて認識されたような。 ・世界最初の原爆実験(トリニティ実験)が成功した際の描写がすごい。この世のものと思えない、(美しくすら見える)紫色の雲が天高く。ヒンズー教の聖典から「今や我は死となれり。世界の破壊者となれり。」ものすごい力を目の当たりに。 ・1950年代のAECからオッペンハイマーを追放する動き。これは、他の科学者のライバル心や栄誉心と、「ソ連との競争に勝つためには水爆ほか核兵器の開発が必須。(戦略兵器から戦術兵器へ?)にもかかわらず開発停止を訴えるオッペンハイマーを排除する動き」だったと、、ソ連側の人間とレッテル貼ったり。。。 物理学と政治。 極めて衝撃的なポイントが多かった。。 日本人としては、原爆の被害の方から入る。 この年になって初めて開発側を知る。

Posted by ブクログ

2025/01/06

2025年3冊目 オスカーで作品賞や主演俳優賞などを受賞したクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を観て、彼について詳しく知りたいと思い、読んだ

Posted by ブクログ

2024/12/17

オッペンハイマーと核爆弾研究の歴史を通じて、20世紀前半の世界戦争の背景を学ぶことができた。 現代と原爆までの歴史は100年も離れていなことが、今の日本の社会と比べると想像もできなく、面白い。 個人的にはこの本で、学生の頃に学んだ歴史を振り返ることができ、今の社会がどのように構...

オッペンハイマーと核爆弾研究の歴史を通じて、20世紀前半の世界戦争の背景を学ぶことができた。 現代と原爆までの歴史は100年も離れていなことが、今の日本の社会と比べると想像もできなく、面白い。 個人的にはこの本で、学生の頃に学んだ歴史を振り返ることができ、今の社会がどのように構築されてきたかを考えるいいきっかけになる本だった。

Posted by ブクログ