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「論理的思考」の社会的構築 フランスの思考表現スタイルと言葉の教育
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「論理的思考」の社会的構築 フランスの思考表現スタイルと言葉の教育

渡邉雅子(著者)

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「論理的思考」の社会的構築 フランスの思考表現スタイルと言葉の教育

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2021/07/20
JAN 9784000026062

「論理的思考」の社会的構築

¥4,620

商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2025/03/24

フランス式の学校教育で実践されるディセルタシオンの分析をもとにして、フランスにおいて何が論理的であるとされているのかを学術的に分析した一冊。

Posted by ブクログ

2024/12/20

アメリカ・フランス・イラン・日本の4パターンの論理的思考を比較した本。特にフランスのディセルタシオンから得られることは多そうだ。

Posted by ブクログ

2024/11/15

ビジネスでよくいわれる「論理的思考」というものを相対化できる良書。結論を冒頭に持ち出し、それを補強する材料を続けていくのが正しいという風潮、特にタイムパフォーマンス(タイパ)重視の傾向が強まる中で、フランスでの「論理的思考」はアンチテーゼとしてとても重要だと感じた。 ドイツに暮...

ビジネスでよくいわれる「論理的思考」というものを相対化できる良書。結論を冒頭に持ち出し、それを補強する材料を続けていくのが正しいという風潮、特にタイムパフォーマンス(タイパ)重視の傾向が強まる中で、フランスでの「論理的思考」はアンチテーゼとしてとても重要だと感じた。 ドイツに暮らしたこともあるが、隣国フランス、大陸欧州の教育は学ぶ点は多い。目先の結論に飛びつくのではなく、小さいころから人間の人間たるゆえんをたたき込む。よき共和国民を育てるため(しかもフランス革命を相対化する)、ナチスドイツの再現をさせないため。それがまどろっこしい表現になったりもして、母語話者以外からするとハードルだったりするのだが(苦笑) いずれにしてもSNSなどで本来的な論理的思考に触れる機会が減っている中、このアプローチは参考にしていきたい。同じ著者の「論理的思考とは何か」(岩波新書)というシンプルなタイトルも買ったのだが、これはアメリカ、フランス、日本、イランの4領域で論理的な思考を論じた本のようだ。こちらもこれから読むことにする。楽しみ。

Posted by ブクログ