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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/07/07 |
JAN | 9784167917166 |
- 書籍
- 文庫
百花
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百花
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商品レビュー
3.6
148件のお客様レビュー
結婚育児に介護に仕事 マジで大変なんだろうな ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 失っていくということが大人になるということなのかもしれない
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認知症になった母と息子を中心に広がる話。 介護の本人や家族の葛藤などが描かれていて、一日一日や記憶を大切にしたいと思える。 過去・記憶を、振り返りながら介護・病気に奮闘する。親子の絆や思い出の会話などリアルに描かれている。
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- ネタバレ
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中学二年の時に一年間母から“捨てられた”過去があるというのに、戸惑いながらも息子の泉が献身的で優しい。戻ってきた母を受け入れた当時も、認知症になった母を徐々に受け入れていく現在も精神が落ち着いた大人だな。 テーマの「記憶」より、親と子の立場や役割は時間が経つにつれて逆転していくのだと、その関係性の変転をしみじみ感じる。 子を残して出奔する行動は理解し難いが、認知症になった百合子が常に息子のことを心配し姿を探している不安定な気持ちには同じ母として胸が痛くなった。 息子の記憶に残るのはどんな自分なのだろう。 映像化作品は見ていないが、読みながら百合子は原田美枝子さんのイメージですぐ脳内で再現できた。泉のイメージはなぜか最初から最後まで星野源さん。
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