商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2021/06/25 |
JAN | 9784309029641 |
- 書籍
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ブラザーズ・ブラジャー
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ブラザーズ・ブラジャー
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商品レビュー
4
84件のお客様レビュー
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普通であろうとすることの努力も、同時に自分を貫くことへの憧れも、どちらにしても葛藤があることも。わかるなぁと思いながら読んだ。 思春期の気持ちの動きをすごく丁寧に言語化してあって、そのうえで、いろんな苦しみから救われるような物語だった。 他者を受け入れることは、自分を受け入れること。 その作業を、ちぐさと晴彦は関係性の中でやったんだと思う。前半と後半で、ちぐさの成長が著しくて、それもよかった。 ちぐさは、友だちにも彼氏にも自分を開いていなかったから、晴彦が「家族」だったことは、やっぱり重要だったんだろう。
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「ブラジャーを着けるのが好きな男子」を奇を衒わずにさらっと軽やかに描いていて好感をもてた。多様性を認め、他者を理解することに頭でっかちに躍起になるのではなく、その人の「好き」を肯定してあげるだけでいいんだな、という気づきも改めて得られた。
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しんっっっっどかったぁ~~!! 本筋と言うか、主軸であろう部分はなんの抵抗も無いんだけど、ちぐさと智くんの距離感が自分が10代のころ苦しくて無理で必死で避けてた類で何度も中断してしまった。 加筆されている「ブラザーズ・ブルー」の部分が好きだったな。
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