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火のないところに煙は 新潮文庫
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火のないところに煙は 新潮文庫

芦沢央(著者)

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火のないところに煙は 新潮文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/06/24
JAN 9784101014326

火のないところに煙は

¥693

商品レビュー

3.7

398件のお客様レビュー

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2026/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怪異だと思わせといて実はヒトコワでしたみたいなものはよく見るけど、怪異でもあるしヒトコワでもあるというのが珍しく感じた。 「お祓いを頼む女」のお母さんや「妄言」に出てくる隣人なんかは絶対に関わりたくないなと思うぐらい不快だしリアルだった。

Posted by ブクログ

2026/04/02

…怖っ。 どの話も、人間が怖く、背景が怖く、真相が怖い。 普通に楽しんで読んでたら、最終章で怒涛の回収がおこり、すこしついて行けなくなりつつも展開に驚かせてもらった。

Posted by ブクログ

2026/04/02

私の父は根っからのホラー好きだ。 私がまだ子供の頃。 夏のテレビ番組は心霊番組が一強だった。 アンビリーバボーで一般者投稿の心霊写真を見る特集をやっていたり、ほんとうにあった怖い話が今よりコンスタンスに放送されていた。 記憶は曖昧だが、嵐の相葉くんが心霊スポットに行く企画を...

私の父は根っからのホラー好きだ。 私がまだ子供の頃。 夏のテレビ番組は心霊番組が一強だった。 アンビリーバボーで一般者投稿の心霊写真を見る特集をやっていたり、ほんとうにあった怖い話が今よりコンスタンスに放送されていた。 記憶は曖昧だが、嵐の相葉くんが心霊スポットに行く企画をやっていた番組もあった。 そんな番組を酒を煽りながら観ている父は、なぜか楽しそうで内容が進むたびにこういうのだ。 『なんだこれ、インチキか?笑』 父には霊感がなく、見えたりも感じたりもしない。 なのに心霊番組を観るのは、見えないものを『疑う』ことが楽しいからだ。 私はそんな父を見ながら同じように思っていた。 こんなの嘘に決まってる。 しかし中学になって、私は霊が見えるようになった。 事の経緯は省くが、見えるようになったことが父に知られた。 それから父は心霊番組が放映される度に私に聞く。 「ねえ、これ本当にいる?見える?」 実際、映像だけで悪寒がしたり気持ち悪くなることもあって本当によくない場所なんだと感じることもあったが、自分の娘が見えるようになったことを自分の楽しみの一味に使う父に腹がたった。 なんの話をしてるんだと思うかもしれないが、 本作「火のないところに煙は」は、人間の疑心と霊障が関係している。 作者である芦沢央さんの周りで実際に起きた怪異を、オカルト的視点というよりはもっと現実的な思考で読み解いていく物語だ。 最後のオチまでは言わないが、私がこの本を読んでの感想はこれだ。 「怪異は異質なものではなく、全て人間が生み出してるものだからこその怪異なんだ」 父のように、 見えない。感じない。影響がない。 実体がないものを人間は異質なものとして、関係ない別物のように捉える傾向にあるが、そもそも「霊」というものは、「人の業」みたいなものだ。 人と人が縁あって関わる。 そこに感情が生まれ、後悔や嫉妬、恨み、憎しみ、慈しみが生まれる。 本作のキーとなる「占い師」は、 まさにその『目に見えない人の業』を上手く操ることができる何者かだ。 占い師を疑わない。 目に見えないものを疑わない。 そもそも怪異も霊障も。そもそも。 そもそも私たちが縁を持ち、関わり合った結果のものなのだ。 数珠繋ぎのように引き寄せ、引っ張られて大きくなる。 まさに、 火のないところに煙はたたない のだ。

Posted by ブクログ

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