商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミチコーポレーション |
発売年月日 | 2021/05/26 |
JAN | 9784990315054 |
- 書籍
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養老先生のさかさま人間学
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養老先生のさかさま人間学
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商品レビュー
3.7
17件のお客様レビュー
漢字1文字をお題として、養老先生が独自の視点で思い浮かぶことを700字程で語っている。 特別に何かを主張するのでもなく、結論もなく中途半端に終わったりもする。 本書の企画者が「養老理論の入門書」と言ってるが、まさにそんな感じ。 例えば【排】では、 唾(唾液)は口の中にある時は...
漢字1文字をお題として、養老先生が独自の視点で思い浮かぶことを700字程で語っている。 特別に何かを主張するのでもなく、結論もなく中途半端に終わったりもする。 本書の企画者が「養老理論の入門書」と言ってるが、まさにそんな感じ。 例えば【排】では、 唾(唾液)は口の中にある時はきれいなので、ゴクリと飲み込んだりできる。 だが、コップの中に出した唾液を、もう一度口の中に戻すのは嫌だ。 人は自分の体から離れた途端に汚いものになると感じる癖がある。 目◎、耳◎、鼻◎、垢、汗、小△、大△、などなど。 人は無意識のうちに自分のことをプラス評価しているかららしい。 体内にあるうちは自分で、外へ出たら自分ではない。 もう一つ【知】だと、 「知っている」と「分かっている」は少し違う。 「知っている」けど「分かっていない」ことは沢山ある。 年を取ると「知っている」ことが増えるから「分からない」ことも多くなる。 と、こんな感じで「なるほどね」「そうだよね」と、ゆるーく相槌を打ちながら読める。 ごく普通に当たり前のことが書かれているだけなのかも知れないが、妙に納得してしまう。 片意地張った所がなく、こんなふうに考えて自然体で生きていけたらいいなと思う。 挿絵と漫画には、養老さんちの猫の「まる」が一緒に描かれていて癒されます。
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養老先生のちょっと変わった視点を読者に伝授。 「そんな見方があったのか!!」とハッとさせられました。 とにかく虫がお好きなのが伝わってきました笑
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随所に漫画やイラストあり、養老理論の入門書ということ。小中学生に向けて書かれたようだが、なかなかに深いところもあり、読みやすいがすぐに読み終わってしまったわけでもなかった。 「地位も財産も才能も、ある人もない人もいる。絵の具や額縁が高価なものでなくても、それを精一杯使ってその人...
随所に漫画やイラストあり、養老理論の入門書ということ。小中学生に向けて書かれたようだが、なかなかに深いところもあり、読みやすいがすぐに読み終わってしまったわけでもなかった。 「地位も財産も才能も、ある人もない人もいる。絵の具や額縁が高価なものでなくても、それを精一杯使ってその人の絵を完成させればいい。人生は自分なりの作品」
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