養老先生のさかさま人間学 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
福島県立浪江高校の生徒たちへのメッセージは大きく響いてきた。 「変化するとき」は2012年3月5日に二本松市の安達高校で講演会が実施された。 「同じ自分」がずっとある気がするがそれは思い込み。 ヒトの細胞をつくるタンパク質だって3ヶ月たったら入れ替わってしまう。 でも、ヒトの脳、つまり意識の働きは、実は「同じだ」の方向へ向かってしまう。 カフカの変身は、普段自分が気付かない自分の変化を風刺している。虫になっていても、頭は相変わらず自分と思っている。 自分で苦労して解く体験をすると自分が変わる。そしてそれは忘れない。 朝に道を聞かば 夕べに死すとも可なり「論語」 私もこの本を読んでまた新しくなったかな?
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われわれは毎日変わっている 養老先生の、「われわれは毎日変わっている。」「変わるのは自分。」「見る目が変わった。「学ぶ」とはそういうこと。」のお話が好きなんだけど、この本でもとても分かりやすく、心の奥深いところにスッと入り込んできた感じ。 子ども用読み物かもしれないけど、養老先...
われわれは毎日変わっている 養老先生の、「われわれは毎日変わっている。」「変わるのは自分。」「見る目が変わった。「学ぶ」とはそういうこと。」のお話が好きなんだけど、この本でもとても分かりやすく、心の奥深いところにスッと入り込んできた感じ。 子ども用読み物かもしれないけど、養老先生の入門書として手元に置いておきたい。
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漢字1文字をお題として、養老先生が独自の視点で思い浮かぶことを700字程で語っている。 特別に何かを主張するのでもなく、結論もなく中途半端に終わったりもする。 本書の企画者が「養老理論の入門書」と言ってるが、まさにそんな感じ。 例えば【排】では、 唾(唾液)は口の中にある時は...
漢字1文字をお題として、養老先生が独自の視点で思い浮かぶことを700字程で語っている。 特別に何かを主張するのでもなく、結論もなく中途半端に終わったりもする。 本書の企画者が「養老理論の入門書」と言ってるが、まさにそんな感じ。 例えば【排】では、 唾(唾液)は口の中にある時はきれいなので、ゴクリと飲み込んだりできる。 だが、コップの中に出した唾液を、もう一度口の中に戻すのは嫌だ。 人は自分の体から離れた途端に汚いものになると感じる癖がある。 目◎、耳◎、鼻◎、垢、汗、小△、大△、などなど。 人は無意識のうちに自分のことをプラス評価しているかららしい。 体内にあるうちは自分で、外へ出たら自分ではない。 もう一つ【知】だと、 「知っている」と「分かっている」は少し違う。 「知っている」けど「分かっていない」ことは沢山ある。 年を取ると「知っている」ことが増えるから「分からない」ことも多くなる。 と、こんな感じで「なるほどね」「そうだよね」と、ゆるーく相槌を打ちながら読める。 ごく普通に当たり前のことが書かれているだけなのかも知れないが、妙に納得してしまう。 片意地張った所がなく、こんなふうに考えて自然体で生きていけたらいいなと思う。 挿絵と漫画には、養老さんちの猫の「まる」が一緒に描かれていて癒されます。
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養老先生のちょっと変わった視点を読者に伝授。 「そんな見方があったのか!!」とハッとさせられました。 とにかく虫がお好きなのが伝わってきました笑
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随所に漫画やイラストあり、養老理論の入門書ということ。小中学生に向けて書かれたようだが、なかなかに深いところもあり、読みやすいがすぐに読み終わってしまったわけでもなかった。 「地位も財産も才能も、ある人もない人もいる。絵の具や額縁が高価なものでなくても、それを精一杯使ってその人...
随所に漫画やイラストあり、養老理論の入門書ということ。小中学生に向けて書かれたようだが、なかなかに深いところもあり、読みやすいがすぐに読み終わってしまったわけでもなかった。 「地位も財産も才能も、ある人もない人もいる。絵の具や額縁が高価なものでなくても、それを精一杯使ってその人の絵を完成させればいい。人生は自分なりの作品」
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新聞に掲載されたコラムのまとめ本。 対象年齢が小中学生向けということだったけど、大人も楽しめる。 他の養老先生の本よりも易しく書かれているのと、1コラムが見開き2ページでまとまってるので、気軽に読める。 個人的にはマンガのパートはいらなかったなぁー。挿し絵はなごむけど。 本編より...
新聞に掲載されたコラムのまとめ本。 対象年齢が小中学生向けということだったけど、大人も楽しめる。 他の養老先生の本よりも易しく書かれているのと、1コラムが見開き2ページでまとまってるので、気軽に読める。 個人的にはマンガのパートはいらなかったなぁー。挿し絵はなごむけど。 本編よりも、巻末に掲載されてる高校での講演内容が面白かった。 読み応えという意味では、ちょっと物足りなかった(小中学生向けだからか?)
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考えないとらくだけと、楽をすると後で損をしますよ 一番印象に残ったのは サルは集団の規模により、脳の容量が変わってくる。 大勢を相手にする必要があれば、 その処理が必要になり、 集団の規模が大きくなればなるほど、 脳も大きくなる。 環境に応じて、 良くも悪くもなる 体も同様に...
考えないとらくだけと、楽をすると後で損をしますよ 一番印象に残ったのは サルは集団の規模により、脳の容量が変わってくる。 大勢を相手にする必要があれば、 その処理が必要になり、 集団の規模が大きくなればなるほど、 脳も大きくなる。 環境に応じて、 良くも悪くもなる 体も同様に変化にサポートしてくれるのかと 驚き。 長期・短期それぞれで生物は適応能力を備えているのだ
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考えることを楽しむ(考えずにはいられない?)姿勢。考えないフィジカルゲーは楽だけどあとで後悔する。「後悔する」というのは、苦しむとか大変、とういよりは、楽しめなくなる、に近いのかと思う。年をとって、いろんなことが終わっていって、自分でできることが減っていくときに、今まで考えたこと...
考えることを楽しむ(考えずにはいられない?)姿勢。考えないフィジカルゲーは楽だけどあとで後悔する。「後悔する」というのは、苦しむとか大変、とういよりは、楽しめなくなる、に近いのかと思う。年をとって、いろんなことが終わっていって、自分でできることが減っていくときに、今まで考えたことの蓄積の延長で世界を見ることができたら退屈しないで住みそう。そういう生き方を体現してる人だと思った。
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”考えないと楽だけど、楽をすると後で損をしますよ。”って 見開きに書いてあって、ロックオンされちゃった。 1つのテーマに対して、見開き2ページずつで進むから、 コラムっぽくて、お酒片手でもさくさく読めます。 平易に書いてくださっているのも伝わってくる。 「勉強がつまらないのは...
”考えないと楽だけど、楽をすると後で損をしますよ。”って 見開きに書いてあって、ロックオンされちゃった。 1つのテーマに対して、見開き2ページずつで進むから、 コラムっぽくて、お酒片手でもさくさく読めます。 平易に書いてくださっているのも伝わってくる。 「勉強がつまらないのは、学んだことによって自分自身が変わったという経験がないから」って、被災した福島の高校生たちにお話しているのも、本当に素晴らしい。 思春期のまんまかにいたら、そこまでわからないんだけどね。 「人生の意味は、自分の中にない/フランクル」にもロックオンされて、 養老先生のおもしろさに惚れ直しました。 ハグハグぎゅっ宿泊所(釧路市)で読ませていただきました。
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養老先生は考えることの大切さと面白さを教えてくれる。草木などの自然はそれ自体が「解」。だから、それが美しくみえる。 研究とは「解」から「問題」を導くこと。たとえば、解が「7」でも、1+6なのか、10-3なのか、2×2+3なのか。それを解き明かしていくこと。 印象的だった言葉は、自...
養老先生は考えることの大切さと面白さを教えてくれる。草木などの自然はそれ自体が「解」。だから、それが美しくみえる。 研究とは「解」から「問題」を導くこと。たとえば、解が「7」でも、1+6なのか、10-3なのか、2×2+3なのか。それを解き明かしていくこと。 印象的だった言葉は、自分が変われば世界は変わってみえる。自分が育っていなければ、世界はずっと同じにしかみえない。 養老先生の他の本も読んでいきたい。
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