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シンジケート 新装版
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シンジケート 新装版

穂村弘(著者)

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シンジケート 新装版

2,530

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/05/20
JAN 9784065232125

シンジケート 新装版

¥2,530

商品レビュー

4.1

35件のお客様レビュー

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2025/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】伝説のデビュー歌集、31年目の新装版。1990年に第一歌集『シンジケート』で鮮烈なデビューを果たして以来、現代短歌を代表する人気歌人として、エッセイ、評論、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する穂村弘。その原点であり、現在の短歌ブームにつながる新時代の扉を開いた伝説の歌集が、人気画家ヒグチユウコの絵と名久井直子の装丁で新たに生まれ変わりました。 【感想】 読み始め、しばらくは『…??』状態だったが、徐々に徐々に輪郭が見え始め、見え始めたくらいで本編は終わってしまった。想像していたより野蛮?だったり少しおちゃらけているような感じもした。他の人の感想を見ても、『よく分からない』『ほぼ意味分からないが、数個刺さるものもあった』や、短歌に精通している人は大絶賛だったりであまり参考にはならなかった。 解説を読む前は、本文より【ねむりながら笑うおまえの好物は天使のちんこみたいなマカロニ】と【ちんちんをにぎっていいよはこぶねの絵本を閉じてねむる雪の夜】がなんだか可愛くで気に入った。全く想定していない角度から『ちんちん』とか『うんこ』とか出てきたので面食らった。 解説を読んでからは大分輪郭が明確になってきて感心した部分も多くあった。それからは、本文より【子供よりシンジケートをつくろうよ「壁に向かって手をあげなさい」】が気に入った。 短歌は正直ちょっと舐めていたというか、認識よりもずっとずっと奥が深いものなんだと打ちのめされた。もっと理解していきたい気持ちと、自分には無理とか向いていないという気持ちとが半々で存在している。 本書の中のデザインとしてお菓子の包み紙があり、所持しているのはグレープだったが、レモンバージョンとストロベリーバージョンもあるらしく見てみたい。 (2025年5月13日読了)

Posted by ブクログ

2025/08/15

穂村弘氏の詩集。すごく周りで話題になっていたので手に取ってみたのですが 普段あまり詩に触れてこなかった私でも一瞬で文章の美しさに魅了され、即購入、読了しました。 書影も大好きなヒグチユウコさんが担当されており、本当に素敵な装丁で一生の宝物になりました。

Posted by ブクログ

2025/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

気分で、いや確実に平野紗希子のポッドキャストのおかげで、穂村弘の歌集を朝の電車内で予約し、帰りの電車で読むという一連をしてほんとによかった。なぜかやけに疲れた気がした今日だったけど、オフィス出たときより目が開いてるし気持ちも明るい。 穂村弘さんの目線が好き。一緒にいた女の人ん(リスペクトして女とよぶ)もすき。なんで歌人はえっち? あと、葡萄の肉の色の空(形容してるもの違ったかも…)と言われたとき、やられた〜というかかっこよすぎ〜というか、参ったわ〜と思った。いろんな物事のビジュアルも手触りもそれによって引き起こされる感情もていねいに心にとっておいて、バチっとはまるときに出せる人になりたい。

Posted by ブクログ