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ファットガールをめぐる13の物語
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ファットガールをめぐる13の物語

モナ・アワド(著者), 加藤有佳織(訳者), 日野原慶(訳者)

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ファットガールをめぐる13の物語

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 書肆侃侃房
発売年月日 2021/05/14
JAN 9784863854611

ファットガールをめぐる13の物語

¥1,980

商品レビュー

3.4

13件のお客様レビュー

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2025/03/20

「細さ」と「幸せ」を切り分けられない不器用さ、ここ数年自分自身もその闇に取り憑かれているような感じがしてしんどい。もっと自由だったのに戻るのが怖い。でもつらいから読まずにいられなかった。

Posted by ブクログ

2025/01/18

「小説のようにストーリーを追って聴きたいラップ・ミュージックというのがあるけれど、この翻訳、文章はラップ・ミュージックのフローを楽しむようにも読みたい。」というのは、別の大好きな小説について書いた文章だけど、その小説を訳していた翻訳者が共訳しているこの小説の翻訳...

「小説のようにストーリーを追って聴きたいラップ・ミュージックというのがあるけれど、この翻訳、文章はラップ・ミュージックのフローを楽しむようにも読みたい。」というのは、別の大好きな小説について書いた文章だけど、その小説を訳していた翻訳者が共訳しているこの小説の翻訳も同じようにとても素晴らしかった。物語のなかで流れる音楽にラップ・ミュージックはないし、登場人物たちも好きじゃなさそうだけど、やっぱりそんなふうに読みたいと思った。首が振れる翻訳とフロー。世界と自分、自分と世界、それに自分と自分。その間にある拭いきれない「居心地の悪さ」、そんなコンセプトで作られた13曲入りのアルバム。という例えがあっているか分からないけれど、そんな想像をしながら読み進めていくのもしっくりきていたりもして。通して読んだ後にはまたお気に入りの一編を繰り返しリピートすると思う、これもそんな一冊になりました。 最初に書いた「大好きな小説」は「ゼアゼア」のことで、翻訳者は加藤有佳織さん。加藤さんの翻訳はもっと読みたい。

Posted by ブクログ

2024/09/29

海外の小説を久しぶりに読んだ。やはり文化が違うからよく分からない箇所も多かったけど、体に対して思うようなことは日本とあまり変わらないのかもなと感じられた。 自分の体型とどうやって折り合いをつければいいのか?この問いにいつ答えが付けられるんだろう。この主人公のように、元々自分の体型...

海外の小説を久しぶりに読んだ。やはり文化が違うからよく分からない箇所も多かったけど、体に対して思うようなことは日本とあまり変わらないのかもなと感じられた。 自分の体型とどうやって折り合いをつければいいのか?この問いにいつ答えが付けられるんだろう。この主人公のように、元々自分の体型にコンプレックスがある私はいつも「太っている」、「痩せている」というような言葉に過敏に反応してしまう。人は見た目で判断するものじゃないとよく言うけど、人は見た目で判断してしまうという現実をどう受け止めるかを考えた方が良いのではないか?自分の体、見た目と自分の精神は切り離せない。この本を読んでいて自分が前向きになれた訳では無いけれど、世界共通で同じ悩みが根本的に人の中にあることは知れた。

Posted by ブクログ