1,800円以上の注文で送料無料

〈戦後知〉を歴史化する 歴史論集 2 岩波現代文庫 学術433
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

〈戦後知〉を歴史化する 歴史論集 2 岩波現代文庫 学術433

成田龍一(著者)

追加する に追加する

〈戦後知〉を歴史化する 歴史論集 2 岩波現代文庫 学術433

1,782

獲得ポイント16P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2021/05/18
JAN 9784006004330

〈戦後知〉を歴史化する

¥1,782

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/08/01

 本書のタイトルとなっている〈戦後知〉とは、安丸良夫の用いた概念で、1980年代を分水嶺とする「戦後思想」と「現代思想」、「戦後」と「戦後後」、「モダン」と「ポストモダン」といった、敗戦後から現在に至るまでの思考(「知」)の総体を把握しようとの意図のもとに提唱された。  本書の...

 本書のタイトルとなっている〈戦後知〉とは、安丸良夫の用いた概念で、1980年代を分水嶺とする「戦後思想」と「現代思想」、「戦後」と「戦後後」、「モダン」と「ポストモダン」といった、敗戦後から現在に至るまでの思考(「知」)の総体を把握しようとの意図のもとに提唱された。  本書の一つの軸は、文学との関係である。戦後思想と戦後文学で論じられた「歴史と文学」という問題系が、言語論的展開以後、異なる視点から論じられるようになってきたことが指摘される。   大江健三郎、井上ひさし等の作品が具体的に考察される。  もう一つの軸は、現代思想(家)論で、現代思想をリードした山口昌男、見田宗介、山之内靖の三人について論じられる。  歴史学との関係についても言及されているのだが、それぞれの著作を改めて読みながら、この論点についても考えていきたい。  全3冊の歴史論集の中では、やや毛色の違っていて、個々の論考自体には面白く読めたものがあるのだが、位置付けが良く理解できなかったのが、正直な感想。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品