商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/04/30 |
JAN | 9784041108550 |
- 書籍
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ひきなみ
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ひきなみ
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商品レビュー
3.7
111件のお客様レビュー
この本は女子の方がささるかなぁ。 私は「昨日高校卒業したつもり」でずっと生きてきたんだけど笑、おっさんになってしまったのかな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
海と島の描写が美しい。美しい風景が思い浮かぶ。 でも内容は重い。父を異様に気遣うが故に母は主人公、葉を島の祖父母に預ける。島は閉鎖的で、男尊女卑。社会人になってもセクハラ、パワハラに苦しめらる葉。生きづらいのは女性だから? 島で仲良くなった真以は、祖母の過去や母の職業から女としてまわりから異様な目で見られる。祖母の過去は祖母のせいではないし、母は自信を持ってその仕事をしている。どのみち、真以のせいではないのに。 葉と真以はお互いに支えあいながら、強く生きていく。そんな物語でした。
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波の音や磯の香りがしてくる描写に引き込まれた。 私は、島々が点在する景色を眺めると何故だかいつも物悲しい気持ちになる。島は海に囲まれて孤立しているように感じるからだろうか。 そんな島を眺めるときに感じる、もの悲しさや淋しさに寄り添うような物語となっていて感情移入しやすかった。 真...
波の音や磯の香りがしてくる描写に引き込まれた。 私は、島々が点在する景色を眺めると何故だかいつも物悲しい気持ちになる。島は海に囲まれて孤立しているように感じるからだろうか。 そんな島を眺めるときに感じる、もの悲しさや淋しさに寄り添うような物語となっていて感情移入しやすかった。 真以と葉との関係、言葉は足りなくともお互いを思いやる心や言葉にはできない何か通じるものを感じる関係・・・ 羨ましく思った。
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