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三体 Ⅲ(下) 死神永生
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三体 Ⅲ(下) 死神永生

劉慈欣(著者), 大森望(訳者), 光吉さくら(訳者), ワン・チャイ(訳者), 泊功(訳者)

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三体 Ⅲ(下) 死神永生

2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2021/05/25
JAN 9784152100214

三体 Ⅲ(下)

¥2,090

商品レビュー

4.4

309件のお客様レビュー

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2024/10/22

「三体III 死神永生」、三部作の最終章。 えげつない作品だった。後半に至っては半分以上理解不能で何を読んでいるのかすら理解と想像が全然ついてこない。 まず自分の読んでいる時間軸が壊れてしまったかのような感覚に襲われるほど頁が進まない。 そして頭の中が異次元展開されたかのような...

「三体III 死神永生」、三部作の最終章。 えげつない作品だった。後半に至っては半分以上理解不能で何を読んでいるのかすら理解と想像が全然ついてこない。 まず自分の読んでいる時間軸が壊れてしまったかのような感覚に襲われるほど頁が進まない。 そして頭の中が異次元展開されたかのような大混乱になりながらもなんとか読み終えた。二次元の文庫本の中の文字が文字化けしその文字に二次元攻撃されているのか?と思わされるかのようだった。 この作品は全体を通して難しさが際立っており、かなりの宇宙科学、物理科学、宇宙集合論の知識力を求められる難解さを持ち合わせている。自分にはほぼ理解できなかったのでこの作品の持つ真の面白さの半分も味わえていないのでは?と思いながらの読書となってしまった。 それでも最後まで読めたのはやはりこの作品の壮大なスケール感と登場人物達の人間臭さが魅了するからだと感じる。 三作品通して凄い頁量で物凄く長いのだが、読み終わって最終的な感想としては読み終わってしまったという空虚感と読み終えた満足感がせめぎあっている。 宇宙が次元攻撃されたものならば今なお膨大に膨れ続ける宇宙の意味もなんとなく理解できる。凄く面白い発想だ。高次元から三次元展開されている途中ということなのだろう?そう考えると膨れ続けている様に感じざるをえない。 しかし読めば読むほど考えれば考えるほど「次元」ってもの自体が訳がわからなくなってくる。 この最終章に限っては地球ベースでの宇宙として物語を読んでしまうと大変な事になってしまい、途中からは宇宙ベースでの物語として読み進めていたら、更なる宇宙が出現しだしてどう読んでいけばいいのかもわからなくなってしまった。壮大さが膨大で無限すぎる、時間や速度も概念としてあるだけでここまでいくともうどうでもいいものに感じられる。 上巻で気になっていた「時の外の過去」という描写。まさか時の外の世界で程心が書き残していたものだったとは... そしてなるほど「死神永生」とはお見事。 程心のその存在をそう準えているとは素晴らしくセンスが良い。 しかしこんな展開予想できる訳もないし、正直種明かしが壮大すぎて、過去も過去すぎるし時間の過ぎ方が莫大すぎ。 そもそも一番最初の「三体」から始まり、三体文明と地球人の攻防が描かれていくものだと思っていたのだから。 これはスケールというより頭脳の違いだと感じる。作者の頭脳という宇宙をみせられらた。 この作品を描いた作者、どんな頭脳してるのか?良い意味も悪い意味も含めて天才すぎてついていけない。 そしてこの作品をしっかりと理解して読まれた方もまた凄い頭脳の持ち主だと思う。 今までの自分の読書体験の中でも最上級にハードな作品だった。この作品こそ自分にとって一番近い宇宙文明だったのでは?と感じている。 今の地球の時間軸が一番自分にはあっているし、その中で生活していたいとつくづく思わされた。

Posted by ブクログ

2024/10/20

ついに、三体の長い旅が終わってしまった….. この作品は終始、科学的知識を読者に要求するかのように思えるほどの難解さを持ち合わせているが、その難解さを感じさせないほどの面白さを生み出せるのが本当に素晴らしいと思う。 三体の世界に入り込んでしまったばかりに、今の世界で起きている...

ついに、三体の長い旅が終わってしまった….. この作品は終始、科学的知識を読者に要求するかのように思えるほどの難解さを持ち合わせているが、その難解さを感じさせないほどの面白さを生み出せるのが本当に素晴らしいと思う。 三体の世界に入り込んでしまったばかりに、今の世界で起きているあらゆる出来事が小さく見えてしまった。 この感覚は、この作品に出会わなければ感じなかったと思う。

Posted by ブクログ

2024/09/27

うーん。難しかった。 ラストは何となくイメージできる程度にしか理解できなかった。インターステラみたいな感じの終わり方。 Ⅱまでと比べてⅢ下は優しい空気感が漂っていて、作者が変わったのかと思うくらいだった。

Posted by ブクログ

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