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三体 Ⅲ(下) 死神永生
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三体 Ⅲ(下) 死神永生

劉慈欣(著者), 大森望(訳者), 光吉さくら(訳者), ワン・チャイ(訳者), 泊功(訳者)

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三体 Ⅲ(下) 死神永生

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2021/05/25
JAN 9784152100214

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商品レビュー

4.4

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みんなの感想まとめ
  • 宇宙哲学の探求
  • 死神との対峙
  • 羅輯の英雄的行動
  • ビッグバンの謎
  • 未来人類の選択
  • SFの深淵への誘い
  • 複雑な倫理問題
  • 読者を圧倒する速度
  • 他生命体との関係性
  • 三体シリーズの集大成

壮大なスケールで描かれる物語は、読者を圧倒するほどの速度で結末へと突き進み、哲学や倫理の問題にまで踏み込んでいきます。シリーズの最終巻では、宇宙の収縮やビッグバンといった壮大なテーマが扱われ、登場人物たちの存在感が際立ちます。特に主人公の羅輯は、物語の中で最大の功労者として印象深く描かれ、彼の行動が物語を引き立てます。

一方で、物理学の難解さや提起された問題の解決が棚上げされるなど、理解に苦しむ部分も多く、読者は思考を巡らせながらも茫然とした感覚を抱くことになります。それでも、三体的な構造が根底にあり、未来の人類や他生命体との関係性が描かれることで、SFの魅力を再確認させられる作品となっています。読後の余韻は深く、考えさせられる要素が詰まっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雲天明が程心に語ったおとぎ話には地球生存のヒントが隠されていた。解読の結果、空間を屈折させる曲率推進と、光速を低速化させるというアイディアが発見される。光速を低速化して太陽系全体をブラックホールにする暗黒領域計画、空間を屈折させる曲率推進を利用した光速宇宙船プロジェクトが立案されるが、暗黒領域は技術的に難しく、曲率推進は航跡を残してしまい他の文明から発見されてしまうので禁止される(この航跡が三体文明が攻撃された原因だった)。そこで、太陽が攻撃された時に宇宙都市を惑星のかげに避難させる掩体計画が中心的に進められることになった。しかし光速宇宙船を諦めきれない程心は、かつての上司トマス・ウェイドに会社を譲り光速宇宙船開発を託し、冬眠に入る。 60年後、程心は目を覚ます。曲率推進ドライブ開発に成功したウェイドは光速宇宙船開発を禁止する連邦政府と対立し、連邦からの独立を要求していた。独立のための戦争準備を中止させた程心は、暗黒森林攻撃を受けたあとの地球を見るため、再び冬眠に入る。 50年後、蘇生させられた程心は、太陽系が(ひいては宇宙全体が)二次元化攻撃を受けていることを知らされる。程心は地球の文化財を保管している冥王星に向かい、そこで羅輯と再会する。しかし冥王星にも二次元化が迫り、密かに完成された光速宇宙船で程心はかつて雲天明からプレゼントされた星系に向かう。 280年後、目標の惑星(プラネット・ブルー)にたどり着いた程心は、かつて太陽系を脱出した宇宙戦艦に乗っていた科学者・関一帆と出会う。もう一つの惑星に残された曲率推進の航跡を見に行った程心と関一帆は、プラネット・ブルーに雲天明が現れたのを知らされる。しかし、プラネット・ブルーに戻る途中に航跡が乱れ、星系が暗黒領域化してしまう。二人がなんとか地表にたどり着いたときには、1890万年が過ぎていた。途方に暮れた二人は、時空を切り離された空間への入口を発見する。それは雲天明が残した小宇宙だった。宇宙の消滅と新たな誕生を目にするため、二人は小宇宙ので暮らし始める。しかし、宇宙の再生にはもともとあった質量が必要だというメッセージを受け取り、二人はもといた宇宙に戻るのだった。 広く受け入れられることを意識された最初の二作にくらべ、「ハードコアのSFファンを自任する自分自身にとって心地よい小説」として書かれた本作は、その言葉の通りさまざまなアイディアが詰めこまれ、スケールも圧倒的。そして、ストーリーは要約するのも困難なほど、ジェットコースターのように展開していく。

Posted by ブクログ

2026/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1冊目の『三体』を読み始めてから、途中中断や挫折を繰り返しながら足かけ1年で最終刊まで読み終わりました。 長かった!達成感と同時にいくばくの寂寥感もありますね。。 ストーリー自体も十分に面白いのですが、三体の一番の魅力は「この作者にしか思いつかへんやろ」というような、各種SF的センスオブワンダーがこれでもかとてんこ盛りなところであろう。なので「このエピソードいる?」とか「あのときの伏線回収されてなくない?」みたいな挿話がけっこうある。でもそのすべてが三体という世界観を構成する要素であり、物語に深みを与えているのだと思う。 三体全体で一番印象に残ったのは暗黒森林攻撃という概念でしょうか。現実でもそうなら怖すぎ!『プロメア』のロッキーみたいな友好的な種族はいないのでしょうか。あとは次元攻撃とかいう極悪無法手段。物理法則や数学基礎理論を武器にするとか、アメコミやラノベの世界じゃないんだから…。 好きなキャラはたくさんいましたが、最終的には最強つよつよギャルの艾AAちゃんですね。第三部の真の主人公はこの子で異論はないです。

Posted by ブクログ

2026/09/20

この物語は終始質量の問題を抱えていたが、それは読者も同じことであろう。少なくとも私はそうであった。どこに行くにもこの問題は付きまとう。それも一度や二度では無く、五度も。私はカバンを最先端の軽量素材に変えたり、財布を二次元化するなどしたりして、何とか運命に抗ったりもしたが、それは無...

この物語は終始質量の問題を抱えていたが、それは読者も同じことであろう。少なくとも私はそうであった。どこに行くにもこの問題は付きまとう。それも一度や二度では無く、五度も。私はカバンを最先端の軽量素材に変えたり、財布を二次元化するなどしたりして、何とか運命に抗ったりもしたが、それは無駄に終わった。この重圧は変わらない。 おまけに気が遠くなるような時間を費やしたにも関わらず、私はこの宇宙の謎には1mmも近づくことが出来なかった。何たる労力の喪失たるものか! ちなみに、この感想を書くという行為はこれで3ループ目である。何故か?物事は必ず無に戻るからである。理由など無い。突然無慈悲に跡形も無く消滅してしまうものだからだ。消えてしまったらまた一から作り出すしかない。時間と労力をかけて再現するしかない。それは当初と違う形になるかもしれない。だが、一ついえることは、消えてしまったものでも何かしらの痕跡が私の中に残っているということだ。即ち、私はいつでもその痕跡を掘り起こすことが出来る。何度でも私自身が求める限り。そして復元することが出来る。より早くより洗練されたものとして。

Posted by ブクログ

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