商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ぱる出版 |
| 発売年月日 | 2021/04/21 |
| JAN | 9784827212785 |
- 書籍
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人生を変える!「コーチング脳」のつくり方
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人生を変える!「コーチング脳」のつくり方
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コーチングとは真逆のクラッシャー的マネージャーから始まり、組織崩壊の危機にコーチングにであって自ら変わって行った著者の話 やや綺麗事感感じるところもあるが、コーチングノウハウを超えて経緯から威力まで立体的人感じられる本。 本当の目的は? ・他人の評価軸で生きてないか?嫌われ...
コーチングとは真逆のクラッシャー的マネージャーから始まり、組織崩壊の危機にコーチングにであって自ら変わって行った著者の話 やや綺麗事感感じるところもあるが、コーチングノウハウを超えて経緯から威力まで立体的人感じられる本。 本当の目的は? ・他人の評価軸で生きてないか?嫌われないこと、評価されること ・自己実現と社会貢献が重要 ・答えは自分の中にある、自分の行動がヒント コーチングの目的は幸福の実現 自分の過去感情が大きく動いた出来事に自分の本当の目指すことのヒントがある GROWモデル 新たなゴールを設定し、現状認識し、ギャップを埋める方法を挙げて意思決定 ○コーチが作る関係性 ・心理的安全性がある ・クライアントの話と様子に集中する、必要なのは関心だけ、五感を使って全身でマインドフルに聞く ・クライアントは自ら考え決断する主体と捉え、コーチは課題に踏み込まない ・守秘義務 ・二重関係を避ける ○実現傾向 ・人にはそもそも実現傾向があり、望んでいることを実現し、望む人生を生きる力があり、向かっていく。 by カールロジャーズ そのための ・3つの中核条件 1. 無条件で受容 2. 正確に理解し共感 3. 自己一致: コーチ自身が自分の気持ちに正直に生きていること ○傾聴の3要素 ①リラックスして相手に意識を向ける ②相手の心の温度を感じとり、合わせる ③相手のスピードやリズムに合わせてリアクションする ・沈黙を大事にする: 探索的に話す時ほど気付きに出会う可能性が高まる。次の言葉を待つ 相手の話をより正雄に理解するための「確認の質問」 1. 具体化 「~っていうのは?」「どういうこと?」「例えば?」 2. 網羅「ほかには?」「全部言えた?」 3. 目的「どうして?」「何のため?」 4. 反鍋「言ってみてどう?」 5. 抽象化「つまり?」「まとめると?」 6. 肯定形「~の代わりに何?」「~でなく何?」 ○自己理解を深める質問の例 - 過去のエピソード「これまで充実感(幸福感、ワクワク感)を感じたのはどんな時ですか?」 - 過去のエッセンス - 「何があったから充実感を感じたのでしょう?」「あなたが人生で大切にしたいことは何でしょう?」 - 未来のエピソード 「何でも叶うという前提なら、将来どんなことが実現していたら最高ですか?」 ○時間の使い方 ・最初にこの時間で得たいゴールを問う。 ・その時に相談内容が生まれた背景を聞き、本当の目的を尋ねていく。 ・目的は対人関係の中で持たれる、という対人関係論から、もやもやを明らかにする時に、思い浮かぶ人から入るアプローチがある。 ○共同体感覚 ・幸せに生きられ、建設的な行動がとれ、勇気を与えられるコーチへ近づく ①所属感 ありのままの自分でよく、その自分にちゃんと居場所がある ②自己受容 自分なりによくやってきた。自分の考え、興味関心には価値がある 3他者信頼 誰しも同じように価値がある。話せばわかり合え、協力し合える ④貢献感 自分はいまでも貢献できているし、これからも貢献ができる
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「コーチング脳」を読み終えた今、最も深く残ったのは、ただのコミュニケーション技術や自己啓発本ではなく、人間の変容の本質と社会変革の可能性を真正面から問い続ける一冊だったという実感だ。著者・宮越大樹の提唱する“コーチング脳”のコンセプトは、単なるノウハウや目標達成法ではなく、認知科学的なアプローチを通じて「脳(思考様式・認知パターン)の変化」が人生や組織の未来すら変えるという壮大な枠組みだ。 個人的に惹かれたのは、コーチングの基盤に流れる「目的論的思考」「自分で選び取る未来志向」「信念・価値観の再編成」というテーマ。精神的な自立だけでなく、現状や問題に過剰に原因論で縛られることなく、未来に向けてゴール設定し、現状を再解釈していく力―これが“コーチング脳”の核心にあると感じた。ここにアドラー心理学やカール・ロジャーズの影響、さらにマズローの自己実現理論、GROWモデル、氷山モデルなど、ほぼすべての人間理解・成長論のエッセンスが融合している。 書籍を通して繰り返されるのは、コーチングが「技術」から「存在への働きかけ」へと進化している点である。抽象的に見える言葉の裏に、対話や問い・フィードバックが脳内の認知枠を揺るがし、自己変容のトリガーになる具体的な仕掛けが豊富に語られている。コーチやクライアントにとって、自己理解・目的設定・習慣化といったプロセスが“脳レベル”で動くべき理由が他書より圧倒的に説得力を持って語られている。 一方で、この本からは現実感も強く受け取った。コーチング型マインドセットを持った人間は実は希少で、ニッチな市場であることもしっかり伝わってくる。集客や成果のために“質と適合性”が求められ、これまで家系や師弟制度の中で守られてきたノウハウが現代社会のオープンソース化・コミュニティ化によって、誰でもアクセス・学習できる知恵になりつつあるという文脈も刺激的だった。OSS(オープンソース)のように知の民主化が進む未来では、ユーザー同士の相互学習・共創・エコシステム形成が必須となるだろう。 また、リーダー層や社会に影響を与える人間ほどコーチャビリティが高く、パワフルな社会変革の担い手となり得るという指摘も印象的だった。これはコーチングが個人の成長や幸福のみならず、組織・社会全体のイノベーション、レジリエンス、世界平和といったマクロな価値の実現とも直結していることを教えてくれる。 本書を通して私が得た最大の学びは、コーチングが単なる自己啓発や対話技法に留まらない、脳科学・哲学・社会学・倫理論まで含む「人間存在と未来創造の総合モデル」だということだ。柔らかな語り口に隠れた深い知の体系、技法の普遍化と本質志向のバランス。技術と人間性、個人と社会、歴史と未来…すべてを内包し、問い直させる力がこの本にはある。 自分自身がコーチング型の思考様式を身につけたい時、あるいは新しい社会・組織づくりに挑む時、必ずこの本に立ち返り、変化の原点を確認したくなる。知識の壁を超えて“脳の使い方”をデザインし直すことこそが、現代コーチングの核心であり、社会変革の出発点なのだ―そう強く確信させてくれる一冊だった。
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わかりやすい。色々な手法が書かれている。これ一冊読んだからコーチングで食えるか、というそんな視点を持ってしまうと野暮だが、こういうマインドを持っている人が増えるだけでも変わるだろうなあ。
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