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命は誰のものか 増補改訂版 ディスカヴァー携書227
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
| 発売年月日 | 2021/04/23 |
| JAN | 9784799327296 |
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命は誰のものか 増補改訂版
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
透析患者のトリアージに始まり、代理母や終末医療・尊厳死、臓器移植まで幅広いトピックを取り上げ、過去から現在までの議論を整理した生命倫理の導入書。 歳を重ねることで身近になった事象や、コロナ禍での直面した事象はあったものの、体系立てて目線を当てたことがないことが気にかかっていたため...
透析患者のトリアージに始まり、代理母や終末医療・尊厳死、臓器移植まで幅広いトピックを取り上げ、過去から現在までの議論を整理した生命倫理の導入書。 歳を重ねることで身近になった事象や、コロナ禍での直面した事象はあったものの、体系立てて目線を当てたことがないことが気にかかっていたため手に取った。 これらの生命倫理の裏には常に「経済性」がなりを潜めており、表面上は倫理のことを議論しているように見えても、実態は「経済性」のゴールありきのロジックを積み立ているということが多々ある。 特に臓器移植時の「死」の判定において、移植臓器の圧倒的不足に対するカバー策として「脳死」という概念を掲げ、コンセンサスを取ろうとしてきた経緯が分かりやすい。 技術が発達するにつれて既存の倫理に当てはまらなくなるだけではなく、細分化が進むため各論に対して人類全体としてのコンセンサスを形成するのが難しくなっていく。各論に執着せず、大局として「善い」姿を模索し、示していく必要があるだろう。 著者は自分の倫理観を推すことはなく、歴史と視点を解説することに終始しているため、多角的な視点を得るにあたり大いに役に立った。 初版は2009年だが、2021年に増補版として近々のトピックをまで網羅されたのがありがたい。 おすすめの本です。
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臓器移植や遺伝子操作等、ゾッとしたというのが正直なところ。 生物は長い年月の中で生きているのに、天文学的な技術の進歩(?)についていけるものなのだろうか? 自分のモヤモヤ感を大事にしながらも、色んな立場の多様なモノの見方があることを忘れずに、他人事にせずに考えたい。
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生命倫理の入門書と言われているだけに分かりやすく書かれている。改訂版という事で、COVID19のトリアージ、優生保護法問題、「人生会議」の問題について、最後は遺伝子改変技術についてまとめられている。生命倫理の問題では自己決定権が取り沙汰されるが、何のための自己決定なのか言葉に騙さ...
生命倫理の入門書と言われているだけに分かりやすく書かれている。改訂版という事で、COVID19のトリアージ、優生保護法問題、「人生会議」の問題について、最後は遺伝子改変技術についてまとめられている。生命倫理の問題では自己決定権が取り沙汰されるが、何のための自己決定なのか言葉に騙されずに、しっかり学び議論をすることが大切であることがわかる。いずれにせよ、新しい技術が、この先どのようなことを社会に起こすかをしっかり想像しながら考え、専門家だけに任せずに民主的議論で進めていく事が大切である。
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