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夜空に泳ぐチョコレートグラミー 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2021/03/27 |
| JAN | 9784101027418 |
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夜空に泳ぐチョコレートグラミー
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夜空に泳ぐチョコレートグラミー
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商品レビュー
4.2
1047件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごく面白かったです。 どの章も、1文目からめちゃくちゃ引き込まれる…! 一気に読みました。泣きました。 章ごとに繋がりがあるのも「お、!」となるポイント。 登場人物にとって辛いことも、悲しいこともたくさん描写されていたけど、何より自分が辛い時に寄り添ってくれる人、同じ悩みを持つ同志としての、恋愛が入り交じりつつも若干違う異性間のやりとりがとても羨ましく感じました。こんな人間関係、形成してみたい。 【印象に残った台詞たち】 「そしておばあちゃんは、私は晴子のチョコレートグラミーになってあげるからねって言ったの」 「この水槽の向こうにはもっとたくさんの水槽があるんだよね。水槽どころか、池も川も、海だってある。いちいち怖がってたら、生きていけない。あたしたちはこの広い世界を泳がなきゃいけない」 わたしのことを好きだって言ってくれるひとがいるだけで、頑張れる。 俺はもう死ぬけど、環さんの中で生きていたい。環さんは言ったんだ。あなたがわたしのことを一生思うんなら、わたしも一生覚えています。この世のどこかにわたしのことを好きなひとがいて、わたしのことをいまこの瞬間も想っているんだなあって。雨降りの朝とか、最悪な一日の終わり、自分が嫌になっちゃった瞬間なんかには思い出します。わたしのこと好きな男は何してるんだろうって。だから俺は、彼女が生きてる限り、生きていられる。 こんな状態でも、命は必死に流れてる。だから、できなかった。枯れ木みたいな体を抱きしめてごめんと言ったら、バカねってあいつに笑われた。欲しがっても手に入れられないものなのよ。どんなにボロボロでみっともなくても大切にしましょうよ、って。
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薄っぺらい言葉かもしれないが、感じたことを書く。 『カメルーンの青い魚』 一緒には生きられない。離れた時間で変わってしまうものもある。ただ、お互いの一番深い部分は変わらない。 大切なものを胸の奥底に生きる。信じてる。お互いを思い合っている。 あまりにも残酷で優しい。 『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』 作中にもあるが、孵化という言葉でこの作品は表すのがぴったりだ。 自分の弱さ、逆境、を知り、苦しい思いをし、必死に生きる人は強い。強くならなければ生きていけない。 自分も強くなってしまった。自分にも孵化するタイミングがあったのだと思う。 『波間に浮かぶイエロー』 切なくも優しい話だ。それぞれに抱える思いがある。けれど、それぞれの優しさでほんの少し荷物が軽くなるような。私も誰かにとってのそんな存在だったりするのだろうか。言葉では表せない優しさをもった人になりたい。 『溺れるスイミー』 一番好きだった話。自分も苦しくて、息ができなくて「ここではないどこか」を求めた時期があった。妹はまだ「ここではないどこか」を探している。共感できる。妹にも読んで欲しいと思った。 今でも時折、求めてしまう。でもこの話を糧にここで生きていこうと思う。 『海になる』 最後鳥肌がたった。 苦しい、苦しい、苦しい。そして希望が。 感想とは関係ないが、私も死んだら海になりたい。元来海が好きなのだ。 連作短編集、良い。苦しくも美しい物語ばかりだった。
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周りの環境に適応出来ずに苦しむ人々や適応しようともがく人々の話です。 登場人物それぞれに苦しみがあり、それを乗り越えようとする姿に感動しました。
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