商品レビュー
4.2
1190件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
少しずつ繋がっていく物語に、切なさを感じた。 特に「波間に浮かぶイエロー」の最後には衝撃を受けた。 自分を好きだと言ってくれる人がいるだけで頑張れるって、すごく分かる。そんなふうに思わせてくれる人がいたらいいなぁ、と。 「また、海になる」も好き。 小さな集団の中で生きる主人公の葛藤や苦しさは、きっと計り知れない。誰かと繋がっていたい気持ちと、そこから離れたい気持ち。その間で揺れる姿が印象に残った。
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文章で感想を書くと、この気持ちが薄れてしまう気がする。 悲しい。でも、温かい。 明日、誰かに優しい言葉をかけたくなる。 またこれがデビュー作という衝撃。
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町田さんは、タイトルを付けるのが、とても上手いと思わせられます。夜空に泳ぐチョコレートグラミーは、不思議なタイトルでしたが、読み終わった後は、話にふさわしい名前だなと思いました。連作短編集で、少しずつ重なり合っていきますが、みんな生きづらさを抱えているのだなと思わせられました。人...
町田さんは、タイトルを付けるのが、とても上手いと思わせられます。夜空に泳ぐチョコレートグラミーは、不思議なタイトルでしたが、読み終わった後は、話にふさわしい名前だなと思いました。連作短編集で、少しずつ重なり合っていきますが、みんな生きづらさを抱えているのだなと思わせられました。人々の生きづらさや、希望の光を描くことが素晴らしかったです。これが、後に刊行されることになった「52ヘルツのクジラたち」や「星を掬う」などにも、影響を与えているのだと思います。最後の話は、町田さんらしい話で、希望が持てる話であったと思わせられました。
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