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ミュゲ書房
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ミュゲ書房

伊藤調(著者)

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ミュゲ書房

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2021/03/17
JAN 9784041110508

ミュゲ書房

¥1,430

商品レビュー

3.9

61件のお客様レビュー

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2024/09/08

初めての作家。WEB小説サイト「カクヨム」に投稿され、書籍化された作者のデビュー作。主人公の広川蒼汰の設定とオーバーラップしていることを読後知った。 本、地方、過疎化に書店の喪失、土地の食べ物、草花、カフェ等、定番であるが好きなもの揃っていて、ストリーも面白く、あっという間に読め...

初めての作家。WEB小説サイト「カクヨム」に投稿され、書籍化された作者のデビュー作。主人公の広川蒼汰の設定とオーバーラップしていることを読後知った。 本、地方、過疎化に書店の喪失、土地の食べ物、草花、カフェ等、定番であるが好きなもの揃っていて、ストリーも面白く、あっという間に読めた。お仕事小説でもあるが、再生の話でもある。重すぎず、かといって軽すぎ、眠れない夜に読むのにちょうどいい。 作者の次作が楽しみ。

Posted by ブクログ

2024/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もう、めっっっちゃ面白かった! 出版社の編集として、新人を潰してしまったことを悔いている宮本が、祖父が亡くなったことで廃業する予定だった書店を継ぐ話。 書店としての企画が難航していたあたりも興味深かったけど、途中の「A市再生プロジェクト」の編集にあたり、共著として改稿するのはどうかという桃のアイディアから、ぐっと面白さを増した。 本当にこの子の発想力や根性は素晴らしい。桃の作品の内容や文体は分からずじまいだったけど、読みたくなる。 選書しながら、各出版社ともリベンジについてのやりとりしながら、もちろん勉学にも励んで、その上で新作書いてるって恐ろしい。 2作目の短編集の企画力、編集を後押しするプレゼン力。有能。 そして、それが一時仇とはなるけれど、後藤編集長への啖呵が本当に格好いい…! 映画化の話を持っていくほどなのに、個人情報や諸々の引き継ぎをしていないって舐めてるし、センスないと思うわ。 ラストの華ちゃんが住む地域の学校図書館に寄贈するという賭けも思いつかなかった。読んでいて気持ちいい展開だった。 「いい回り道でした。普通にデビューしていたら知らないままだったこと、全部経験させてもらいました」

Posted by ブクログ

2024/05/09

※ 本作りに携わる様々な人々、出版社、編集者、 作家、書店、書店員、装丁家、表紙や挿絵作家、 印刷社に販売取次会社など、ひとつの物語が 一冊の本として世に出るまでの過程が話の中で よくわかります。 そして物語をゼロから紡ぐ作家、一人でも 多くの人に作家が生み出した物語をよりよい...

※ 本作りに携わる様々な人々、出版社、編集者、 作家、書店、書店員、装丁家、表紙や挿絵作家、 印刷社に販売取次会社など、ひとつの物語が 一冊の本として世に出るまでの過程が話の中で よくわかります。 そして物語をゼロから紡ぐ作家、一人でも 多くの人に作家が生み出した物語をよりよい 形で届けるために手を尽くす編集者。 こうして一冊の本を手に取るまでに、色んな 人が込めた想い、思惑や利害が関係している ことを改めて思い知るので、一読者として 一冊一冊との出会いをこれまで以上に大事に したくなります。

Posted by ブクログ

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