商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2021/03/05 |
| JAN | 9784094068917 |
- 書籍
- 文庫
かすがい食堂
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かすがい食堂
¥638
在庫なし
商品レビュー
3.4
38件のお客様レビュー
「おいしい小説」好きだ!おいしい料理のそばには温かい人がいるから、読んでて安心できる。おいしい料理を自分の居場所と感じながら食べられたら、幸せなことだ! 続編もあるので、いろいろ読んでみたい!
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ドラマ作りに憧れて、映像制作の会社に入ったものの、給料に合わない激務で心身ともに疲れ果て、過労と睡眠不足で仕事中にロケ先の山で滑落してケガをし、それをきっかけに20歳代半ばで退職。何かしなくてはとブラブラしていたところに、祖母から何10年も経営していた下町の駄菓子屋をやらないかと...
ドラマ作りに憧れて、映像制作の会社に入ったものの、給料に合わない激務で心身ともに疲れ果て、過労と睡眠不足で仕事中にロケ先の山で滑落してケガをし、それをきっかけに20歳代半ばで退職。何かしなくてはとブラブラしていたところに、祖母から何10年も経営していた下町の駄菓子屋をやらないかと声をかけられます。祖母もそろそろ店を畳んで隠居するつもりでいたとのことで、「駄菓子屋かすがい」を継ぐこととなります。20代なのに店に来る子どもたちから、「駄菓子屋のおばちゃん」と呼ばれて働く、春日井楓子が主人公の物語です。 第1話から第4話まで別々の4つのストーリーが描かれていますが、それぞれが繋がっていてひとつの物語として構成されている作品です。 「かすがい食堂」が始まったきっかけとなったストーリーと、「かすがい食堂」の様子を紹介すると、 きっかけは、決まって夕方に「駄菓子屋かすがい」にやって来ては、店内をひと回りしたあと、きっちり300円の駄菓子を買って帰る男の子でした。 毎回300円というのは小学生のお小遣いとしては多すぎるし、親が毎回お菓子代として300円渡しているのだとしたら、かなり贅沢で奇妙なことだと思い、楓子はふと頭によぎった想像から、ある日その300円を男の子から受け取るときに、「これってもしかして、きみの晩御飯だったりしない?」と、思い切って尋ねます。 男の子の答えは、やはり想像通りで、晩御飯代として母親から毎回300円を渡されていたということでした。しかも、お菓子でもいいと言って渡されていたことを知ります。母親はいつも夜働き、父親のいない母子家庭ということで、事情を知った「駄菓子屋のおばちゃん」の楓子は、不憫に思い、昔ここで祖母がもんじゃ焼きなどの簡単な食事を提供していたことを思い出して。その男の子に、300円で駄菓子ではなく晩御飯を提供することを決心します。こうして昼間は「駄菓子屋かすがい」、閉店後の夕方に、週2日だけその子のためだけに、店の奥の座敷で、その名も「かすがい食堂」を始めまることになります。 料理など得意でなかった楓子ですが、料理の得意な祖母の協力もあって、手作りの家庭料理に奮闘します。 その男の子ですが、初めは、食に対する興味は全くなくて、箸の持ち方もぎこちなく、口数も少なくて「いただきます」とか「ごちそうさまでした」すら言えない子どもでしたが、「かすがい食堂」に通い、楓子と一緒に食材を買いに行ったり、料理の手伝いをしていく中で(これが、「かすがい食堂」のルール)、次第に打ち解けて心を開くようになって、楓子や祖母と一緒に、楽しく晩御飯を食べるようになっていきます。 ストーリーが進むにつれて、「かすがい食堂」に通う子どもが、ひとりまたひとりと増え、「かすがい食堂」は、深刻な問題を抱えて困っている子どもたちに、束の間の居場所と、温かい晩御飯を提供して、気軽に話や相談ができる場所となっていきます。 小学生や中学生の子どもにとって、家庭というのは心から安心できる場所だと思いますが、何かしらの事情で家庭がその機能を失ったとき、手を差し伸べてくれたのが、何かと世話焼きキャラの春日井楓子さんであり、「かすがい食堂」でした。 通ってくる子どもたちひとりひとりのキャラクターが際立っていて面白く、そんな子どもたちに心から寄り添う楓子の姿に感動しながら、楽しくスラスラとあっという間に読み終えてしまいました。 また、提供される晩御飯の簡単なレシピと、その食レポも描かれていて、食卓を囲むその場の雰囲気が漂ってくる、一緒に晩御飯を食べているような物語でした。
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あっという間に読み終わった。温かくて優しい気持ちになれる1冊。楓子さんが少しお節介すぎる?と感じた部分もあったけど、様々な問題を抱える子たちに真剣に向き合う姿が良かった。
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