商品レビュー
3.6
35件のお客様レビュー
戦後最大の汚職事件、ロッキード事件です。 「ハゲタカ」でもお馴染みの著者が描く事件の真相とはどのようなものなのかと思い、手に取りました。 結局真相はいかに?という感じでしたが、当時のマスコミの煽り方や、田中角栄を捕まえてやろうという一部のメディアが作り上げた虚像のようにも思えまし...
戦後最大の汚職事件、ロッキード事件です。 「ハゲタカ」でもお馴染みの著者が描く事件の真相とはどのようなものなのかと思い、手に取りました。 結局真相はいかに?という感じでしたが、当時のマスコミの煽り方や、田中角栄を捕まえてやろうという一部のメディアが作り上げた虚像のようにも思えました。 自分は田中角栄という漢が好きなので、援護派になってしまいますが、いろいろな角度から事件を見ていくと、かなり複雑な事件だったのだなと思い知らされます。 とにかくページ数が多いですが、一気に読み切りました。
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田中角栄についての本をいくつか読んでみようと思って、手に取った次第。 期せずして、日米関係について、改めて考える契機となる。 トランプになって、いよいよ自立を迫られていると思うのだが、大丈夫か・・・
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小説家による初の本格ノンフィクション。ロッキード事件当時中学生だった筆者は色々な疑問を抱いていて、本書の執筆に至ったようだ。裁判が結審して四半世紀以上が経過し、関係者もほぼ鬼籍に入ってしまった中でも丹念に取材を重ね、600ページ近い分厚い一冊となった。 アメリカと日本の政府関係...
小説家による初の本格ノンフィクション。ロッキード事件当時中学生だった筆者は色々な疑問を抱いていて、本書の執筆に至ったようだ。裁判が結審して四半世紀以上が経過し、関係者もほぼ鬼籍に入ってしまった中でも丹念に取材を重ね、600ページ近い分厚い一冊となった。 アメリカと日本の政府関係者や企業、フィクサーと言われた人物など多くの登場人物の思惑や国益が絡み合う中「角栄が五億円を受け取った」ことに対する不自然な点が多く、裁判でもその点がスルーされていることを挙げている。関係者の多くは亡くなっていてもはや真相に切り込むことはできず筆者が想像で補完するしかないが、「アメリカ陰謀論」のような単純な図式ではなく多くの登場人物の思惑と世論が裁判を進めたという方向性でまとめられている。 とりわけ世論の影響が大きい。マスコミが誘導したのか、あるいは世論を嗅ぎ取ったマスコミとの相乗効果だったのか。コロナ禍で出版されただけに、読後に日本人の国民性と空気感が意識させられる。
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