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マナーはいらない 小説の書きかた講座
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マナーはいらない 小説の書きかた講座

三浦しをん(著者)

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マナーはいらない 小説の書きかた講座

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2020/11/05
JAN 9784087900156

マナーはいらない

¥1,870

商品レビュー

3.8

102件のお客様レビュー

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2025/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小説家になりたいわけでも、趣味で小説を書いているわけでもないのに、つい買ってしまった三浦しをんの本。 でも読んでよかったです。 幼いことから本ばかりは沢山読んできて、中学生くらいまでは褒められましたが、高校生ともなると「作家になるわけでもないのに、本ばっかり読んで…」と言われたものです。 でも、私は本を読む才能はあったかもしれないけれど、本を書く才能は全くない自信があったので、作家になろうなどと思ったことは今に至るまでない。 この本を読んで、そんな考えがどれほど傲慢であったか思い知りました。 才能があるからと言って努力をしないわけじゃないんだ。 というか、多分才能があるからこそ、自己に恃む部分が多くなる分、書くことの苦しみが増すんだなあって。 三浦しをんといえば、いつも締め切りが守れないなどとエッセイに書いてあったり、自由にのびのび書いてあるような作風なので驚いたのだが、ちゃんと構想・構成をしっかり作り上げてから作品を書いているのだ。 手書きのノートの写しを見て、当たり前だが、行き当たりばったりで書いているわけではないのだなあ…と。 だから、「何でもかんでも伏線を重視する昨今の風潮には賛同しかねます」には納得した。 東京03の飯塚さんも言っていたが、「伏線なんてものは後からさかのぼって書き足していけばいいんだから、大したテクニックではない」のだそうだ。 それよりも見てほしい部分は他にある、と。 学生時代にゼミの先生に「ストーリーを追うだけではなく、プロットを見よ」と言われたのがまさにそれで、卒業して数十年、ようやく先生のおっしゃった意味が分かるお年頃になりました。←遅っ 小説家を目指さなくても、小説をよりよく読むために、この本は読んでよかったと思いました。

Posted by ブクログ

2025/10/04

小説の書き方を料理のフルコースに見立てて、24皿(項目)ごとに解説してくれている。 24皿のコース料理は多かったし、途中途中でHigh & Low(おそらく執筆当時にハマっていたであろう趣味)に脱線するあたり…三浦さんらしい。 足の爪剥がれたくだり…自分の実話だったか。...

小説の書き方を料理のフルコースに見立てて、24皿(項目)ごとに解説してくれている。 24皿のコース料理は多かったし、途中途中でHigh & Low(おそらく執筆当時にハマっていたであろう趣味)に脱線するあたり…三浦さんらしい。 足の爪剥がれたくだり…自分の実話だったか。 (『ゆびさきに魔法』の大将のネタ) テーマは真面目に、内容は凡人でも共感しやすく書いてくれているので、なるほどなぁ~と思った。また自身の作品をネタバレしながら、構成の仕方を説明してくれていて、頑張って身を削っているぞと思った。 そんなネタバレしていた作品をどう書いているのか、じっくり読んでみたいと思う。

Posted by ブクログ

2025/08/06

語り口が腐女子のそれ 「マナーはいらない」とタイトル通り、明確な答えは出さない(というか出せない)タイプ 多少書いている人間にとっては後半の小説への向き合い方は刺さるとと思う

Posted by ブクログ