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銀杏手ならい 祥伝社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2020/09/11 |
| JAN | 9784396346652 |
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銀杏手ならい
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銀杏手ならい
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商品レビュー
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目次 ・銀杏手ならい ・捨てる神 拾う神 ・呑んべ師匠 ・春の声 ・五十(いそ)の手習い ・目白坂の難 ・親ふたり 喧嘩ひとつしたことのない夫と、諍いひとつなかった義理の両親から、結婚三年目の日、子どもができなかったことを理由に離縁された萌。 そこには血の通った人間である萌と、実は全く心を通わせようという思いすらなかった夫家族の仕打ちに傷ついた萌は、実家が営む手習所・銀杏堂を手伝っていたの。 ある日突然父親が隠居を宣言し、萌がその後を継ぐことになった。 しかしもえにはその覚悟も自信もないのだった。 江戸時代、子どもたちが読み書きそろばんを習うのは「寺子屋」と学校では習ったが、田舎はともかく江戸では「手習所」が主流だったそうだ。 武家の子どもだけが通うような私塾もあったが、たいていは武士の子ども・町人の子ども・百姓の子どもを問わず、男女机を並べて勉強をしていたらしい。 年齢もバラバラ、生活環境もバラバラなので、勉強の進み方もそれぞれだ。 手習所の師匠は「筆子」一人一人に適した課題を与え、進捗を見極める。 大人ではあるが、萌の成長物語ではあるのだ。 離縁されたこと、手習所の女師匠として子どもたちの持つ問題を解決する手助けをすること、そして銀杏堂前に捨てられた捨子の美弥の母となること。 けれど、「筆子」の子どもたちもまた、いいのよ。 男子は12~3歳で手習所を去る。 世の中に出る前の、実践的なことをこれからは勉強するのだ。 しかし、身分制度が固定化されていた江戸時代とは言え、向き不向き、興味のあるなしはある。 自由にのびのび過ごせる最後の場所が、手習所なのだ。 武家や商家の子はともあれ、長屋に住むその日暮らしのような家の子どもも手習所に通っていたとは知らなかった。 だから日本の識字率は高かったのだな。 萌は、手習とは嵐のような世間で生きていくための「板きれ」のようなものだと考える。 船を持つものは、その板切れを櫂のように使うこともできる。 けれど、体しか持てるもののない者でも、板切れにつかまって浮いていることはできる、と。 だからこそ、家の事情などで通えなくなった子のことを思うのだ。 貧乏から脱出するためには、その板切れが必要だと知っているから。 あと、個人的に気に入っているのは、普通の手習所からは落ちこぼれてしまった子の得意を伸ばしてやる吞んべ師匠こと椎葉哲二や、大手手習所「志水館」の四代目である国村露水と安易に恋愛関係にならないところ。 シリーズ化したらそういう流れもあったかもしれないけれど、まずはきちんと子どもたちに向き合う師匠同士の繋がりというのが好い。 江戸時代も後半になってくると、女師匠の数も男師匠より多いくらいに増えているというのも、江戸時代への固定観念をひっくり返してくれて、よい。 面白かったし、勉強にもなった。
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子供に恵まれずに婚家を出された萌先生。家業の手習い所を父に任されたが若い女性であることで筆子が減ってしまい、また筆子との向き合い方に悩んでしまう。 子供達のそれぞれの悩みや成長に寄り添い、捨て子のお美弥を育てることで自分自身も成長していく。 ぜひ続編をお願いしたい!
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啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50402945 他校地の本の取り寄せも可能です
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