- 新品
- 書籍
- 文庫
アデル 人喰い鬼の庭で 集英社文庫
902円
獲得ポイント8P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2020/07/17 |
JAN | 9784087607659 |
- 書籍
- 文庫
アデル 人喰い鬼の庭で
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
アデル 人喰い鬼の庭で
¥902
在庫なし
商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
レイラスリマニの作品(確かデビュー作?) Chanson Douce (ヌヌ)を読んで、結構面白かった気がしたからこちらも原作を持っているんだけど、日本語で100円だったから買ってしまった。 原題はDans Le Jardin de l'ogre (鬼(怪物)の庭で)...
レイラスリマニの作品(確かデビュー作?) Chanson Douce (ヌヌ)を読んで、結構面白かった気がしたからこちらも原作を持っているんだけど、日本語で100円だったから買ってしまった。 原題はDans Le Jardin de l'ogre (鬼(怪物)の庭で)。 タイトルの意図がきになるなぁ。怪物なのはアデル?と思いきや、これは男性系。 怪物のような性の欲望という意味なんだろうか(だからマスキュラン?) 夫では満たされない病的な性欲、依存症。 美人でスタイルもよく、夫は医者、子供もいてパリに住むアデル。 女性の存在意義とは、社会的な存在とは。 ライラスリマニの小説ではどこか歪んだ女性が描かれるが、社会的な問題にも触れられている気がする。 感想を書くのが遅くなって、本も手元にないのであまり覚えていない・・・ やっぱり鉄は熱いうちに打たないとだめですね・・・ 個人的にはChanson douceのほうが好きだったかな。 でも、他の作品も読みたい作家さんです。 文庫本のカバーデザインがダサダサなのが残念な所。
Posted by
今まで知ることのなかった、セックス依存症の凄まじい世界。パリで何不自由なく暮らす美しい女性が、その実、絶えざる渇きに襲われ、自分を、そして愛する人々を際限なく壊していく。 エロさは一切なく、淡々とした描写で、ほぼ…自傷の話だ、これは。 彼女がこうなった原因が、幼少期のほぼネグレク...
今まで知ることのなかった、セックス依存症の凄まじい世界。パリで何不自由なく暮らす美しい女性が、その実、絶えざる渇きに襲われ、自分を、そして愛する人々を際限なく壊していく。 エロさは一切なく、淡々とした描写で、ほぼ…自傷の話だ、これは。 彼女がこうなった原因が、幼少期のほぼネグレクトと、社会の底に潜むミソジニーにあるのだから、誰にとっても他人事ではないよな。 でもそんなテーマ性だけではなく、鋭く繊細や精神を巡る物語としても成立している。痛くはあるが見事な出来だなー。
Posted by
『ヌヌ』(面白かった)で注目の作家。解説には丁寧にいろいろ書いてあるが、しかし結局のところ、嫌な味の小説だったな。
Posted by