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おらおらでひとりいぐも 河出文庫
693円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2020/06/24 |
JAN | 9784309417547 |
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おらおらでひとりいぐも
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おらおらでひとりいぐも
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商品レビュー
3.4
103件のお客様レビュー
老人の心情、昭和や田舎の情景を解像度高く詩的に、方言を交えながら表現できますよ、という作者の自己顕示に付き合っているかのように感じてなんか疲れた。第一章を乗り切れずに途中で読むのをやめた人も多そう。第二章からは少し読みやすくなるが私の感性には合わなかった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
子どもが巣立ち、夫に先立たれた独居老女のただの妄想と思うなかれ? 主人公の女性、桃子さん。コトが壮大になっていく。時空を越えた交流がやってくる。地球46億年史…。 それにしても、著者の若竹さんは何故、お国言葉で書こうと思ったのだろう。 「あいやぁ、おらの頭(あだま)このごろ、なんぼがおがしくなってきたんでねべが」 冒頭文からコレだし、この後もほとんどずっとこの調子だ。 調子良くリズミカルに、というか、ずんずん調子で読ませる。ニュアンスが分からなくても気にしないで読んでみると、結構心地良くなってくるから不思議。 なんであんなことしたんじゃい、と書かれた解説文の町田康さんも関西弁で応じているけど、小説家という人達は概して桃子さんみたいだし、そして我々だって桃子さんなところはあるんでしょう…。
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皆さんの感想に書かれているように東北弁に馴染めず苦戦しました。どぎつい訛りの読みにくさは初めの方だけでだんだんとマイルドになっていく印象でした。 旦那に先立たれ子どもは世帯を持ち一応自立しひとりになっている桃子さんは、私からすると自立したご老人にみえます。理屈で考える桃子さんだか...
皆さんの感想に書かれているように東北弁に馴染めず苦戦しました。どぎつい訛りの読みにくさは初めの方だけでだんだんとマイルドになっていく印象でした。 旦那に先立たれ子どもは世帯を持ち一応自立しひとりになっている桃子さんは、私からすると自立したご老人にみえます。理屈で考える桃子さんだからこそ頭の中も忙しいのでしょうが、読み手としては少し、いや結構苦しい。突き詰めて考えると気づきたくないことに気づいてしまい、でも気付いたところでその自分を否定せず受け入れ淡々と日常をこなしていく、、、。早くも読んでいる間だけでも独りのイメージトレーニングをしてしまいそうになります。独りになりたかったと気づくところや娘とのこともひとりのようで一人でなかったところに気づくところなどが良かったです。 内容的に独り言がつらつらと書かれているので読みながらうっかり自分自身の考え事をしてしまうと、簡単に内容から逸れてしまい修正するのが若干難儀しました。 年老いてからまた読み直したら、もっとこの本を味わえるか期待したいところです。
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