商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2020/05/18 |
JAN | 9784751529638 |
- コミック
- あすなろ書房
アンネの日記 グラフィック版
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アンネの日記 グラフィック版
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商品レビュー
4.3
12件のお客様レビュー
原作を尊重しグラフィックをつけた絵本。 アンネの複雑な心情や、13歳とは思えない大人びた世の中の描写に驚いた。本当の友達を求めているけど出会えない屈折した気持ちを日記にぶつけるところや、両親との心理的溝。他人であるよそよそしさと諦め。恋人と接している時に現れる第2の自分を俯瞰し...
原作を尊重しグラフィックをつけた絵本。 アンネの複雑な心情や、13歳とは思えない大人びた世の中の描写に驚いた。本当の友達を求めているけど出会えない屈折した気持ちを日記にぶつけるところや、両親との心理的溝。他人であるよそよそしさと諦め。恋人と接している時に現れる第2の自分を俯瞰して見ていること。 この日記は途中で途切れてしまう(秘密の部屋が発見されて収容所に入れられてしまうから)彼女が生きていてその先の物語が読みたかった... 日記の中でも、アンネが繰り返し尊敬していると言っていた、大好きな父親オットーが唯一生き残り、アンネの日記を世界中で出版することに尽力している。
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- ネタバレ
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アンネの日記を読んだことがなかったので図書館で予約してみたらグラフィック版だった。 絵が描かれているので当時の様子を想像し易いが、書いてある内容は結構難しめ。13歳の女の子が書いたとは思えないほど大人びた日記で驚いた。 平和だったこれまでの生活、隠れ家に身を潜めるようになってからの生活、恋愛観、姉と比較されることへの憤り、共同生活をしているおばさんやおじさんへの不満、自由への憧れ、戦争に対する恐怖…当時の歴史がアンネを通してこの日記に書かれている。 ナチスがしたことは許されない。今ある平和に感謝し、これを維持するためにできることを一つずつ続けていかねばならない。
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『乙女の密告』赤染昌子 を読んで、アンネの日記本文を読みたくなったが、完全版を借りたものの手をつけられず、、と言った時に見かけたグラフィック版。良かったです。 本書でもわかるように、アンネの日記本文は当然ながら個人の日記。個人の経験として理解が深まる一方、俯瞰して全体像を把握する...
『乙女の密告』赤染昌子 を読んで、アンネの日記本文を読みたくなったが、完全版を借りたものの手をつけられず、、と言った時に見かけたグラフィック版。良かったです。 本書でもわかるように、アンネの日記本文は当然ながら個人の日記。個人の経験として理解が深まる一方、俯瞰して全体像を把握するのは結構難しい。 グラフィック版は、そこを漫画として表現してくれているので、アンネが主人公でありながら全体像がわかりやすい。かつ、日記本文を引用している部分もあるため、よくあるようなアンネの伝記とは異なり、ちゃんと『アンネの日記』である。 乙女の密告でスピーチする1944年4月9日の日記は、残念ながらグラフィック版には掲載されていない。本書で導入は済んだので、改めて本文に挑みたい。
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