商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2020/03/14 |
JAN | 9784758413473 |
- 書籍
- 書籍
夜がどれほど暗くても
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
夜がどれほど暗くても
¥1,760
在庫あり
商品レビュー
3.4
71件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中山七里作品6作目。 今回もスラスラ読めて 興味惹かれる作品だった。 読んでて率直な感想としては 主人公が殺人の容疑者の父親って珍しいなぁだった。 殺された二人(夫婦)、そして容疑者(主人公の息子)の3人共亡くなってて 残された両親が報道陣に迫られ ネットに叩かれる。 日頃 息子との時間を取らなかった事を後悔する主人公(志賀)と 残された被害者夫婦の娘(菜々美)。 まさか菜々美がいじめられてるなんて…しかも結構キツいいじめで 短かったながらに読んでて辛かったのに その矛先が志賀に剥いた時は もう精神的にキツかった……。 エリカは現実を見せられて 菜々美には手を出さなくなったけど 荻原典美と照間恭二は改心したって訳ではないから今後が心配だなぁ…。 星野家の火災から志賀が必死に菜々美を助けようとするシーンは 読んでるこちら側もハラハラした…。 二人が無事に助けられて ホッとしたのも束の間…まさかまさかの真犯人逮捕!! いや…薄々 健輔が犯人ではない事は気付いてたけど あの人が犯人だったなんて気付けなかった〜。 警察が一般素人に監視気付かれたのは 完全に警察の落ち度だよね……。 なんにせよ健輔の無実が証明されて 菜々美にも居場所が出来そうで良かった…。
Posted by
このひとの小説は初めて。気になっていたけどどれを読めばいいかわからず。今回は図書館の返却棚にあったのを借りてみました。 ひとの恥部を晒す週刊誌の副編集長、志賀。息子が殺人犯になり死亡。殺人犯の親としてプライバシーの侵害や誹謗中傷を受ける側になってしまった。 妻には離婚届を突きつ...
このひとの小説は初めて。気になっていたけどどれを読めばいいかわからず。今回は図書館の返却棚にあったのを借りてみました。 ひとの恥部を晒す週刊誌の副編集長、志賀。息子が殺人犯になり死亡。殺人犯の親としてプライバシーの侵害や誹謗中傷を受ける側になってしまった。 妻には離婚届を突きつけられ息子が殺害したとされる夫婦の一人娘にも攻撃されてしまう始末。 天涯孤独になってしまった被害者家族の娘・奈々美に興味を持ち、自分から接触しにいくことで物語が展開します。 読みやすかったけど、ラストはあっという間に真犯人も逮捕されてあっけなく終了。奈々美と交流がうまれるのはいいけど流石に志賀が奈々美を養子に誘うというのは...無いわ。
Posted by
推理小説としては凡作といったところ、中山作品にあるキレを感じなかった。 ただ、この小説で印象に残るのは結末云々よりも「家族が事件を起こしたらどうなるの?」がこれでもかと描かれているからだ。露悪的で悪趣味なネットユーザーたちのやり取りは頭を抱えたくなるし、お前もそうなる可能性を秘め...
推理小説としては凡作といったところ、中山作品にあるキレを感じなかった。 ただ、この小説で印象に残るのは結末云々よりも「家族が事件を起こしたらどうなるの?」がこれでもかと描かれているからだ。露悪的で悪趣味なネットユーザーたちのやり取りは頭を抱えたくなるし、お前もそうなる可能性を秘めているんだよ、と言われているようだった。
Posted by