商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/03/05 |
JAN | 9784093965477 |
- 書籍
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いつでも母と
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いつでも母と
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恒産なき者は恒心なし(きちんとした仕事と安定した収入のないものは精神の安定を保つのが難しい。)孟子の言葉。 確かに。 介護や見取りの話はとても個人的なもので興味がある。ひっそりと行われるから、中々人の目には触れない。でもいつかは自分にも訪れること。全く同じにはならないが、ふわっ...
恒産なき者は恒心なし(きちんとした仕事と安定した収入のないものは精神の安定を保つのが難しい。)孟子の言葉。 確かに。 介護や見取りの話はとても個人的なもので興味がある。ひっそりと行われるから、中々人の目には触れない。でもいつかは自分にも訪れること。全く同じにはならないが、ふわっと知識で入れておきたかった。 最愛の母と言えど、イライラが募ると些細なことで暴言を吐いてしまうことも。それを後悔したり、昔の姿と比べてイライラしたり、悲しくなったり。余命を宣告されて気持ちがジェットコースターの様に乱高下したり。自分もそうなるだろうと、重ねて読むことができた。 余命を知ってからは排泄さえもありがたく思えるようになるとは。
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2019年1月18日、享年91歳のお母様を自宅で看取った山口恵以子さんのエッセイ。 ご自身でマザコンを公言されている程、お母さんとは親密なご関係。 ずっと独身で60年間同じ屋根の下で暮らして来た二人の悲喜こもごも、認知症発症から介護、衰えて行く母をそばで見守り続ける娘、全てが...
2019年1月18日、享年91歳のお母様を自宅で看取った山口恵以子さんのエッセイ。 ご自身でマザコンを公言されている程、お母さんとは親密なご関係。 ずっと独身で60年間同じ屋根の下で暮らして来た二人の悲喜こもごも、認知症発症から介護、衰えて行く母をそばで見守り続ける娘、全てが事実ゆえ、当然ながら圧倒的なリアルで胸が締め付けられる。 葬儀を終えたばかりの振り込め詐欺事件や家族葬のピンキリなど勉強になる部分も多々ある。 お母様が亡くなる時に発した最後の言葉に、これ以上ない温かさを感じ、幸せな幕切れを思い涙が溢れた。
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著者の作品をよく読んでいる。 美味しい料理に人情味あふれるストーリー。 そんな著者がお母様を在宅で看取ったとしり、どんなものなのか?を知りたくて読んでみた。 読んだら。。 なんだか、色々と共通点がありすぎて。。 自分はどうだろう?と、考えてしまうことが多々あった。 著者とお母...
著者の作品をよく読んでいる。 美味しい料理に人情味あふれるストーリー。 そんな著者がお母様を在宅で看取ったとしり、どんなものなのか?を知りたくて読んでみた。 読んだら。。 なんだか、色々と共通点がありすぎて。。 自分はどうだろう?と、考えてしまうことが多々あった。 著者とお母様の年齢差と、自分と母の年齢差はきっちり一緒。 そして、未婚であること、共依存に近いので、そこも一緒だと思う。 まあ、「ママ」とは呼ばないが。 看取りの過程はもちろん、最後の最後、自分の時。のことに、考えが飛ぶ。 自分も一人だし、自分の頃は超高齢化社会で、多死社会。 いったい、どつなっているのだろうか。。と。 やはり、ピンピンコロリが1番だよな。。と思うとともに、それと同時にいなくなった後のこともきっちり考えておかないと、一人だからこそ、周りに迷惑をかけるよな。。と思ってしまった。。 考えすぎか?
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