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装丁物語 中公文庫
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装丁物語 中公文庫

和田誠(著者)

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装丁物語 中公文庫

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2020/02/20
JAN 9784122068445

装丁物語

¥924

商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2025/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デザインや絵を描くことは出来ないので、ワードとエクセルでもってチラシを作ったりするわけだが、文字情報としてだけならなんとか出来上がっても「もう少しカッコよく」という欲が出ると途端に詰まる。それが結構多くなって、製本をやり始めると、さらに中身に対して手も足も出ないのが悔しく悲しく…なんてボヤいていたら友人が貸してくれました。てゆうか私も見つけたんだけど、友人の方が先に見つけてました。負け。 和田誠さんによる装丁に関するあれこれ。 タイポグラフィとカリグラフィーの違いはなるほど目から鱗。タイポグラフィは文字を分解してくっつけてもバランスが取れるけど、カリグラフィーはバラバラにしたらチグハグになる。 読み終わって装丁を眺めてみて、内容が反映されている本が好き。 装丁が気に入っている本は『The Book』のハードカヴァー『はてしない物語』のあかがね色のハードカヴァー。ちゃんと読んでるなぁと感じる。 途中、馴染みのない作家さんや業界の昔の有名人とかが沢山出てきたのでちょっと身が入らなかったが、バーコード問題は目がカッと開いた。 邪魔だよね〜バーコード… めちゃめちゃお世話になりまくってるけど、作品の完成度として、これさえなければなぁと思うことが多々ある。唐突に張り付けられた全く違う世界観に無理やりに目を慣らして来た。だって美しいスカートの後側の左臀部の上にバーコードが入ったら嫌だ。だけどデザイナーさんに相談せずに決めちゃったのか… 本という物体の装いについてとっても勉強になった。

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2023/12/25

手元に読む本がない……という非常事態(笑)。 でもさがせばある。 途中で置いていた、和田さんの本。 イラストを描いたり、デザインをしたりと一応、和田さんと同じ仕事だけど、ま、力量もなにもかも違いすぎる…というか中学の時、和田さんの「お楽しみはこれからだ」を読んでそのまま和田さんに...

手元に読む本がない……という非常事態(笑)。 でもさがせばある。 途中で置いていた、和田さんの本。 イラストを描いたり、デザインをしたりと一応、和田さんと同じ仕事だけど、ま、力量もなにもかも違いすぎる…というか中学の時、和田さんの「お楽しみはこれからだ」を読んでそのまま和田さんに憧れた私にとっては大先生の本。 なのに途中で積読とは…。読んで良かった。 改めて新年から働いている心構えになりました。

Posted by ブクログ

2023/11/25

今やバーコードなんて当たり前に入ってる。極たまにバーコードのついてない本を見てあれ?と思ったこともあったけど、バーコードがつくからこその装丁の問題は目からウロコだった。バーコードはYouTubeの唐突に入るCMに似てる。他20近くの装丁物語も収録。

Posted by ブクログ