商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/12/20 |
JAN | 9784041080221 |
- 書籍
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地形の思想史
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地形の思想史
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商品レビュー
3.7
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タイトルから受ける印象とは異なる趣き。 旅しつつ、その土地に付着する、ある時代に現れた日本人の皇室、政治、宗教、戦争の記憶に触れる。 日本の主に陰の文化の地層、思想の枝葉。
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<目次> 第1章 「岬」とファミリー 第2章 「峠」と革命 第3章 「島」と隔離 第4章 「麓」と宗教 第5章 「湾」と軍隊 第6章 「台」と兵隊 第7章 「半島」と政治 <内容> 近代政治思想史が本職の著者。天皇の歴史も詳しい。ここではその天皇の話から、過激派、...
<目次> 第1章 「岬」とファミリー 第2章 「峠」と革命 第3章 「島」と隔離 第4章 「麓」と宗教 第5章 「湾」と軍隊 第6章 「台」と兵隊 第7章 「半島」と政治 <内容> 近代政治思想史が本職の著者。天皇の歴史も詳しい。ここではその天皇の話から、過激派、神話、軍隊と幅広い。『本と旅人』連載の記事(一部「小説野生時代」)。旅絡みの話なのは連載誌のせいなのね。現在、『歴史のダイヤグラム』を朝日新聞土曜版BEに連載中。
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原武史さんワールドを満喫するため、「『線』の思考」とあわせて一気に読んだ。 自然が生んだ「地形」と、人が物語や実話に基づいてつくりだす「思想」が交差する場所を原さんらしい書きぶりでさっと読ませてくれる。物事の陽と陰とがきれいに描かれており、より印象深く記憶に残る。 特に良かっ...
原武史さんワールドを満喫するため、「『線』の思考」とあわせて一気に読んだ。 自然が生んだ「地形」と、人が物語や実話に基づいてつくりだす「思想」が交差する場所を原さんらしい書きぶりでさっと読ませてくれる。物事の陽と陰とがきれいに描かれており、より印象深く記憶に残る。 特に良かったのは第二景の「峠」と革命。五日市憲法から赤軍派に至る展開にはうなった。相武台、大隅半島も考えるきっかけになった。ぜひ訪れてみたい。
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