商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2019/12/13 |
JAN | 9784478109571 |
- 書籍
- 書籍
世界標準の経営理論
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
世界標準の経営理論
¥3,190
在庫あり
商品レビュー
4.8
43件のお客様レビュー
本書の紹介として、筆者は以下のように述べている。 【引用】 これは『世界で標準となっている経営理論』を可能な限り網羅・体系的に、そしてわかりやすくまとめて皆さんに紹介する、世界初の書籍である 【引用終わり】 本書は、経営学研究者の研究成果の中で生き残った「標準理論」と呼ばれ...
本書の紹介として、筆者は以下のように述べている。 【引用】 これは『世界で標準となっている経営理論』を可能な限り網羅・体系的に、そしてわかりやすくまとめて皆さんに紹介する、世界初の書籍である 【引用終わり】 本書は、経営学研究者の研究成果の中で生き残った「標準理論」と呼ばれる約30の理論を紹介している。 私は大学院での勉強に必要であった、「第24章 エンベデッドネス理論」と「第28章 社会学ベースの制度理論」を読んだが、特に第28章については、これまでに読んだ制度理論に関する文献の中で、最も分かりやすく説明されており、大変助かった。 筆者は、本書の中で、これら30の経営理論が「経済学」「心理学」「社会学」の理論基盤の上に組み立てられていることを説明している。また、筆者自身がキャリアの中でこれらの学問を学んだ経験が、本書の執筆に役立ったと述べている。 私が本書を分かりやすいと感じた理由の一つは、制度理論の全体像を把握できたからである。必要があって「制度派理論」を勉強していた私は、これまでにいくつかのテキストを読んできたが、それぞれの学説の位置関係の理解が出来ずにいた。しかし、本書の冒頭で「制度理論には社会学ベースと経済学ベースがある」と示されていたことは、私にとって大きな気づきであった。 これまでのテキストは、社会学者が書いた社会学ベースの制度派理論や、経済学者が書いた経済学ベースの制度派理論であったが、それらの間にある違いについては明記されていなかった。社会学者にとっての「制度派理論」は範囲が明確であり、経済学ベースの理論は守備範囲外であるため、そこをわざわざ説明する必要がなかったのである。しかし、私のような素人にはその違いが理解できず、あるテキストに登場する「正当性」「同型化」「同質化」などの概念が、別のテキストでは全く触れられていないことに混乱を覚えていた。本書を通じて、その理解が得られたことは非常に大きな収穫であった。 本書は800ページを超える大部の書物です。私のように大学院で経営学を学んでいる者にとって、これ以外の部分を読むことも大きな楽しみとなっています。
Posted by
いままで何となく知っていたこと、感覚的に理解していたことがきちんと理論として説明できるようになった 経営学が経済学・心理学・社会学などの別の学問が基礎とされて作られているというのも面白かった
Posted by
従前から興味あったものの、その分厚さから購読をためらっていたが、本制度を機に購入した。組織論、社会学、経済学等様々な視点からの経営理論がまとめてあり非常に勉強になった。前項のフレーズは読み飛ばした序章に書かれていたが、全編読んだ後にこれを読み、本書の使い方を間違えていたのか、と意...
従前から興味あったものの、その分厚さから購読をためらっていたが、本制度を機に購入した。組織論、社会学、経済学等様々な視点からの経営理論がまとめてあり非常に勉強になった。前項のフレーズは読み飛ばした序章に書かれていたが、全編読んだ後にこれを読み、本書の使い方を間違えていたのか、と意味で衝撃を受け印象に残った。今後は推奨されているように辞書的な使い方をするために手元に置いておこうと思う。
Posted by