商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2019/12/11 |
| JAN | 9784488422059 |
- 書籍
- 文庫
文豪たちの怪しい宴
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文豪たちの怪しい宴
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商品レビュー
3.4
23件のお客様レビュー
鯨作品全開、とても興味深い内容。 有名な作品を別角度から考察して、本当に書かれていることは何なのかを解き明かす、そんな作品。 前作の邪馬台国とか新・日本の七不思議に比べるとインパクトはやや弱いけど、ちゃんと面白かった。
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『邪馬台国はどこですか?』では歴史だったけど、こちらは文学の新解釈。ここで紹介されている作品は読んだことがある作品ばかりだし楽しく読めた。『走れメロス』『こころ』の新解釈が良かった。たまたま『こころ』を読みたくなって買ってきたところなので、今までとは違った感じで読めそうで楽しみだ。
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バー「スリーバレー」に雇われバーテンダー「ミサキ」が ほほえみながら、(今回は妙に冴えている)異説を唱える「宮田」と共に屁理屈をかます相手を待ち構える 今回の犠牲者は文学部教授曽根原尚貴、素人の文学論など歯牙にもかけずぶった切る気持ちなのに、美人のミサキによる達人的な間を詰める妙技にズルズルと奇天烈な文学論に引きずり込まれる (1)夏目漱石「こころ」がミステリ小説でモブである下女が百合心から「静」を巡る連続殺人を巧妙な遺書の偽造で自殺に見せかける (2)太宰治「走れメロス」が革命家セリヌンティウスの処刑前の夢だ (3)宮沢賢治「銀河鉄道の夜」は妹への追墓であるとともに反発しあう父親を許す手紙である (4)芥川龍之介「藪の中」3人の自供で犯人が異なるミステリ、かつ謎のまま終わる”ラショーモン・シチェーション”と思わせておいて、真犯人を見事に特定する
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