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ことばの教育を問いなおす 国語・英語の現在と未来 ちくま新書1455
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2019/12/05 |
| JAN | 9784480072740 |
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ことばの教育を問いなおす
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ことばの教育を問いなおす
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商品レビュー
4.1
13件のお客様レビュー
国語力はありがたいことにいつの間にか身に付いていたと言う部分がかなりある。机の前に座ってテキストを広げ、先生から習うと言う勉強とは必ずしも直結しない。育っていく過程で、本人が勉強と何度も言わずに母語の基本を習得できていた。 小学校高学年に入った頃、勉強の内容が複雑化したり、抽象...
国語力はありがたいことにいつの間にか身に付いていたと言う部分がかなりある。机の前に座ってテキストを広げ、先生から習うと言う勉強とは必ずしも直結しない。育っていく過程で、本人が勉強と何度も言わずに母語の基本を習得できていた。 小学校高学年に入った頃、勉強の内容が複雑化したり、抽象化したりして、日常の暮らしから離れていく時期に、ことばが内容を背負いきれない、複雑な思考を進めるための言葉の力を十分に持っていないとということがでてくる。 国語力が育つ第一の条件は、本気になって言葉を使うこと。主体的に言葉で考えるリアルを見せ、体験させることで育つ。 大村はま…「民主主義というならば、普通の庶民がちゃんと話し合える人にならないといけないはず。そういう人を育てよう」ということで「一生を通じての財産であり武器」としての言葉の力を育てた。登山家がハーケンを打ち込みながら岩山を登るように、言葉を頼りに一歩一歩考えや感情を認識し、整理し、気づき、疑問を持ち、分かり、納得した歩みを進めながら生きていく。 『子どもの英語にどう向き合うか』 全ての子供は生まれながらに言語への鋭い感性に恵まれている。〜母語の重みを認識すること、そして言語とは一生を通して学ぶものだと理解すれば、英語学習について焦る必要はないと分かる。 『日本語から始める小学校英語〜』 ことばは人間だけに与えられた宝物であることを認識し、その上で力を発揮すべく、直感が利く母語について仕組みと働きについての理解を深め、その理解をもとに母語以外の言語について学んで欲しい。 言語は世界を理解し、考えるという行為を支える。それがしっかりしたものでないと、帰納と演繹、抽象化と具体化、認知とメタ認知といった往復運動が崩れてしまう。 何かを表現したり理解したりする時に、最初に思いついたたった一つの案や言葉でよしとせず、せめてもう一つの言葉を求める努力をする。それが大きな差を生む。考えを進めるとっかかりになる。その時何をもう一つ持ってきて並べるか、それ自体が知恵であり、経験であり、その人らしさに通ずる。 【読むことは書くことの基礎】 読むことで知識をインプット。読むことも書くことも自分のペースで行える。前に書いたことを見直したり、読み飛ばしたりペースの取り方を自分の思考に応じて行いやすい。自分の考えを構築する上でも役立つ自己鍛錬。
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ことばの力とは何か? どうやって育てるのか? それぞれ専門分野が異なる3人の往復書簡のような意見交換。自分の中では鳥飼先生の分野にもっとも馴染みがあるので、鳥飼先生の意見が一番スッと入ってきた。しかし大村はまという大きな教育をどのように受け継ぐかは興味がある。教育に王道なしとはよく言ったもので、同じ生徒、同じ先生という条件にはないのだから、唯一絶対のメソッドなんてない。大村はまの教育がどんなに優れていようと、うまく適用されない現場や生徒がいるだろう。だからそれぞれの優れた教育法の核を認識して、教員がそれぞれの教室で一人ひとりの生徒をよく見て、もっとも適した方法を取る必要があるのだ。それはとても大変な道だけど。 英語と日本語を比較することで深まる部分というのは自分の中にめちゃくちゃあった。自分は文法(というか文の構造)大好きなので、句や語に分解して理解していくというのを、英語・古文・漢文すべてでやっていたな、と。でもそれが万人に通じるとは思わないし、学習初期には向かないだろう。
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対談形式で、ことばの教育について日本語、国語、英語にかかわらず、哲学や理論など様々な視点で語られている。 互いに批判を恐れず、誤解を解き合い、少しずつ本質に迫っていく姿勢に尊敬の念を抱かずにはいられない。 p198〜 教える者がなすべきは、自身が研鑽を積んで真剣に学習者と向き合い、彼らに刺激的な知を提供して学びを深化させること、そのような教育を通して自律性を育むこと。 国語であれ英語であれ、ことばを教えることも、根本はそれに尽きる〜
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