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すごい物理学講義 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2019/12/06 |
| JAN | 9784309467054 |
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すごい物理学講義
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商品レビュー
4.2
22件のお客様レビュー
『すごい物理学講義』──手に取った瞬間、その凡庸なタイトルに疑念を抱いた。しかし中身は、教科書的な想像を鮮やかに裏切る。著者の類稀な文才ゆえか、そこにはサイモン・シン『フェルマーの最終定理』にも通ずる、壮大な物語としての熱量があった。 原題は『現実は目に映る姿とは異なる(Rea...
『すごい物理学講義』──手に取った瞬間、その凡庸なタイトルに疑念を抱いた。しかし中身は、教科書的な想像を鮮やかに裏切る。著者の類稀な文才ゆえか、そこにはサイモン・シン『フェルマーの最終定理』にも通ずる、壮大な物語としての熱量があった。 原題は『現実は目に映る姿とは異なる(Reality Is Not What It Seems)』。読了したいま、この言葉は確かな手応えをもって胸に落ちる。 本書は、古代ギリシアから現代まで、人類が世界をどう解釈してきたかの変遷を辿り、最先端の「ループ量子重力理論」へと読者を導く。特筆すべきは、物理学の範疇を超え、文学や哲学との交錯にまで踏み込んでいる点だ。この学際的な視座こそが、本書を単なる解説書に留まらない、重厚な知の叙事詩へと昇華させている。 ミクロの世界に触れることは、自身の認識の限界を知ることと同義だ。「わたしは知らない」という真摯な自覚こそが、未知なる領域を切り拓く科学の原動力なのだろう。 「すべては関係性のネットワークである」という帰結。それを知ったいま、私の目に映る現実は、読む前とは決定的に異なっている。
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「超ひも理論」並ぶ統一理論の候補である「ループ量子重力理論」の提唱者であるカルロ・ロヴェッリ氏による一般読者向けの物理学読本。といっても後半はかなり難解。でもとてつもなくエキサイティングで面白い本。再読。 近代物理の原点をプラトンやアリストテレスではなく(むしろ否定し)デモクリト...
「超ひも理論」並ぶ統一理論の候補である「ループ量子重力理論」の提唱者であるカルロ・ロヴェッリ氏による一般読者向けの物理学読本。といっても後半はかなり難解。でもとてつもなくエキサイティングで面白い本。再読。 近代物理の原点をプラトンやアリストテレスではなく(むしろ否定し)デモクリトスの原子とし、そこからニュートンの古典物理学、ファラデー=マクスウェルの電磁気学、さらにアインシュタインの相対性理論、ディラックの量子物理学へと紡がれる変遷を追う。それらをベースに、(刊行当時の)最新物理学であるループ量子重力理論を中心に量子のふるまいに迫っていく。 氏の別著書「時間は存在しない」でも触れられていたが、量子同士の相関性・関係性が世界を記述するものであり、エントロピーや情報理論を巻き込んで展開されていく世界はなんとも不思議な感覚。特にマトヴェイの重力・相対性理論・量子力学の定数が盛り込まれた公式は真理の一端に触れたような錯覚に陥る。といっても250ページのループ量子重力理論の方程式をみて全く理解できていないと覚めるのではあるが。 数人の卓越した発想や着想から生まれ、思考実験や数学を持って論証し、実験や観測を持って証明する。それらの世界が何か大きな枠組みのなかで一連の事象としてつながっているように思える、そんなワクワクさせてくれる本である。
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過去から現在までの大きな流れを俯瞰できる良書。 普段生活していて物理学を感じることはないが、物理学無しには現代社会が成り立たない事がわかる。 今まで数多の物理学者が思考を重ね、今なおわからない事も多い。文系の私には一切物理学に貢献できないが、これからも新しい発見が出てくることを楽...
過去から現在までの大きな流れを俯瞰できる良書。 普段生活していて物理学を感じることはないが、物理学無しには現代社会が成り立たない事がわかる。 今まで数多の物理学者が思考を重ね、今なおわからない事も多い。文系の私には一切物理学に貢献できないが、これからも新しい発見が出てくることを楽しみにしている。
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