商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2019/11/21 |
| JAN | 9784041084151 |
- 書籍
- 文庫
天上の葦(下)
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天上の葦(下)
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商品レビュー
4.6
206件のお客様レビュー
プロローグ 太田愛氏の3部作を読み終えるとそこは福井だった 達成感と喪失感とが綯い交ぜになった感情に この福井という地は寒すぎた マフラーを締め直すと、灯りのついた駅を後にした 本章 『天上の葦 下』3人が紡いだ軌跡に★5 いゃ〰熱かった! 熱過ぎた! 謎多き曳舟島での衝...
プロローグ 太田愛氏の3部作を読み終えるとそこは福井だった 達成感と喪失感とが綯い交ぜになった感情に この福井という地は寒すぎた マフラーを締め直すと、灯りのついた駅を後にした 本章 『天上の葦 下』3人が紡いだ軌跡に★5 いゃ〰熱かった! 熱過ぎた! 謎多き曳舟島での衝撃の真相と鬼気迫る脱出 そして鑓水たちと公安との最後の攻防 太田愛氏、読ませるな〰まったくー 好きになっちゃうよー 正光が指さしていた真相が判明した時 渋谷スクランブル交差点の景色が一変する そこには、確かに戦後復興間もない渋谷があった! 子供らには自由がある 思ったことを口に出して話す自由! 悲しい時に声を上げて泣く自由! 東横百貨店から伸びるオレンジ色と黄色に塗られた 流線型のロープウェイ! あの時、その幸せに充ちた子供たちの小躍りを見て 正光と喜重は、誓ったのだ これを絶やしてはいけないと! 主要な3人と正光、そして曳舟島の人たちとの 想いは、戦後、視えない糸によって繋がって いたのかもしれない エピローグ レビューを書き終えると、そこは富山だった 何故、金沢を通り越して富山だったのかは 神のみぞ知るといったところか!? とはいえ、来月は金沢に来るのだが、、、 更には、どんちゃんのオ・モ・テ・ナ・シが ないのには、甚だ閉口せざる負えない(^o^;) 日本人の心は、何処に行ってしまったのだろうか!? 身も心も寂しくて寒い私は、街の灯火に向かって 涙目で彷徨った(¯―¯٥) 完
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上下あわせて800pの大作ではあるが、まさしくの一気読み。脚本家のせいか映像が浮かんでくるような作風。もっと知名度があってもよいと思う。大きな賞も取っていないし、小説そのものの映画化も無いみたいで、そこそこ本を読んでいる自分も最近まで知らなかったのが残念。 本作がこのミス18位と...
上下あわせて800pの大作ではあるが、まさしくの一気読み。脚本家のせいか映像が浮かんでくるような作風。もっと知名度があってもよいと思う。大きな賞も取っていないし、小説そのものの映画化も無いみたいで、そこそこ本を読んでいる自分も最近まで知らなかったのが残念。 本作がこのミス18位というのは、自分にとっては「謎」でしかない。
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読み応え十分。重いテーマでメッセージ性が強く、考えさせられる問題提起もありながら、スピーディーな展開。面白いという表現で良いのか、語彙力がなく上手く表せないですが、どんな展開になるのかワクワクしながら読み進めました。 下巻は凄い。上手く行きそうで上手く行かない、でもそれは想定の範...
読み応え十分。重いテーマでメッセージ性が強く、考えさせられる問題提起もありながら、スピーディーな展開。面白いという表現で良いのか、語彙力がなく上手く表せないですが、どんな展開になるのかワクワクしながら読み進めました。 下巻は凄い。上手く行きそうで上手く行かない、でもそれは想定の範囲内であったり、二転三転。 結末をどう締めくくるのかが難しいと思ったけれど、この結末は良かったと思います。 何でもありではないけれど、思ったことを誰にも言えない窮屈な世界は駄目だと思いました。人間は恐ろしい。
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