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希望の図書館
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希望の図書館
¥2,420
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商品レビュー
4.3
27件のお客様レビュー
黒人であることは当然根底にありつつも、そこのネガティブさよりも、図書館や本を通じて、幸せを見つけることができる過程が、美しい詩とともに綴られて、とても良かった。
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アラバマからシカゴに引っ越してきた少年ラングストン。そこは黒人も入れる図書館だった。図書館で詩を読む楽しさを知ったラングストン。自分の名は、同名の詩人に由来しているということがわかり… 居場所と自分を取り戻していく過程が丁寧に描かれている。その一端を図書館が担ったというところが嬉...
アラバマからシカゴに引っ越してきた少年ラングストン。そこは黒人も入れる図書館だった。図書館で詩を読む楽しさを知ったラングストン。自分の名は、同名の詩人に由来しているということがわかり… 居場所と自分を取り戻していく過程が丁寧に描かれている。その一端を図書館が担ったというところが嬉しい。
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1946年秋、ラングストンの母が亡くなってしまい、父と2人でアラバマからシカゴへと引っ越す。母と父の以前からの計画通りだったが、ラングストンは騒々しいシカゴの暮らしに馴染めない。さらに、学校でもいじめられ、友達が出来ない。そんなラングストンは、偶然、図書館を見つけ、通うようになる...
1946年秋、ラングストンの母が亡くなってしまい、父と2人でアラバマからシカゴへと引っ越す。母と父の以前からの計画通りだったが、ラングストンは騒々しいシカゴの暮らしに馴染めない。さらに、学校でもいじめられ、友達が出来ない。そんなラングストンは、偶然、図書館を見つけ、通うようになる。父は男の子の友達と過ごす事を期待していたが、ラングストンはこっそりと図書館に通い、本を借りる。 ラングストンが図書館を〈家〉と呼んだラストは、思わず涙ぐんでしまった。彼が詩を読むことで、苦しい時期を乗り越えられたことも嬉しかったけど、心の支えになる場所が図書館で良かった。 その図書館の司書が黒人作家などの講演会を企画して、地域文化を盛り立てていることも素晴らしいと思った。 紹介されていた作家は知らない人も多かったし、肝心のラングストン・ヒューズの自伝(絶版)も地元図書館になかったのは残念だったけど、相互貸借を活用して、読みたいな。
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