商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2019/10/30 |
| JAN | 9784488236076 |
- 書籍
- 文庫
ネプチューンの影
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ネプチューンの影
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
フランスの作家フレッド・ヴァルガスの長篇ミステリ作品『ネプチューンの影(原題:Sous Les Vetsts De Neputune)』を読みました。 『青チョークの男』に続き、フレッド・ヴァルガスの作品です。 -----story------------- CWA賞、813賞...
フランスの作家フレッド・ヴァルガスの長篇ミステリ作品『ネプチューンの影(原題:Sous Les Vetsts De Neputune)』を読みました。 『青チョークの男』に続き、フレッド・ヴァルガスの作品です。 -----story------------- CWA賞、813賞受賞の傑作! ネプチューンの三叉槍の刺し傷のある死体。 三十年前の事件と同一犯による犯行なのか これは、アダムスベルグ署長自身の事件である。 フランス・ミステリ界の女王ヴァルガス アダムスベルグ署長は、古い連続殺人事件のひとつとしか思えない殺人事件の報に接する。 ネプチューンの三つ叉槍の刺し傷のある死体。 しかし、彼が追っていた容疑者はすでに死亡したはず……?! 亡霊?模倣犯?かつて、アダムスベルグの弟が恋人殺しの容疑をかけられ姿を消した事件も同じ刺し傷だった。 一人の高名な判事が真犯人だと主張するアダムスベルグは、なんと自らも新たな事件に巻き込まれる。 CWAインターナショナルダガー受賞のまぎれもない傑作! 解説=川出正樹 ----------------------- 2004年(平成16年)に刊行された、アダムスベルグ警視シリーズの第4作です。 ネプチューンの三叉槍(トリダン)で刺されたような傷がある死体……30年前、パリ第13区警察署長ジャン=バチスト・アダムスベルグの弟ラファエルが恋人殺しの嫌疑で追われた事件も同じ手口だった、、、 それ以前に5件、その後に2件同様の殺人があった……謎の多いこの事件で弟を失ったアダムスベルグは、彼の無実を証明すべく自らが犯人と確信する男を追い続けていた。 アダムスベルグの人生を大きく変えた不可解な事件の驚愕の真相……CWA賞、813賞受賞の傑作! 序盤は展開が遅くもどかしい感じでしたが……アダムスベルグに殺人の容疑が向けられる中盤あたりから一気にスピード感がアップして、その後、物語が二転三転しつつ真相が明らかになるに伴ってアダムスベルグに向けられた容疑が晴れ、死んでいるはずの真犯人を追い詰める結末までの展開は面白かったですね、、、 凶器として三叉槍(トリダン)を使用した理由も納得感があったし、殺害された人たちと麻雀の役の関係性も印象的でした。 でも、本作で最も印象に残ったのは2人の女性の活躍ぶり……自分自身が容疑者にされ、弟ラファエルにも関わる事件を追うということもあり、アダムスベルグは相当弱ってしまっていましたからねー 身長179cm、体重110kgという堂々たる体躯の持主でアダムスベルグの部下であるヴィオレット・ルタンクール刑事と、アダムスベルグの知り合いの老女クレマンチームと同居している目立たない老嬢ジョゼット、この2人がいなければアダムスベルグは王立カナダ警察に冤罪で逮捕されて、実刑は免れなかったでしょうからね、、、 この2人には今後も活躍してほしいと思います……もちろん、アダムスベルグの相棒アドリアン・ダングラールの活躍も見逃せませんけどね。 本シリーズの作品、機会があれば、別な作品も読んでみたいです。
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主人公は「不思議ちゃん」風なパリ十三区警察署長。長年取り憑かれている謎を追い求めて色々挙動が変。 署長の妄想だと思っていたものが、摩訶不思議な様相を帯びてくるあたりからぐんぐん読ませる。
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たゆたうアダムスベルグが追い詰められて気が短くなっているのを救うのは 素敵な3人の女性と3人の男性。 しかし、アダムスベルグに弟がいたとは初耳だったよ。 その弟を救うためにアダムスベルグは真犯人を執拗に調べ突き止め追いかけるが、あと一歩で手のひらからするりと逃げられ、挙句に自分が罠にはまる。 なんですが、 ダングラールよ、私も最初のアダムスベルグの話で、弟は死んでいると思い込んでいたよ。 そう、弟も、16年前に死んだとされていた真犯人フュルジャンスも生きてたんだよ。いやはや。 そういや、冒頭では、ダングラールが死ぬ死ぬと騒いでいましたね、飛行機に乗りたくないがために。 カナダでの、空白の2時間半だっけ? これ、絶対フラグだと思ってました。 挙句にノエラが飛行機に乗らなかったんですもの、完全にこれ、アウトなフラグですよね。 案の定、ノエラは殺害され、犯人としてアダムスベルグが疑われる。 状況はかなり不利である。 GRCのラリベルテは、彼を捕まえる気満々で捜査をしている。そんな中、アダムスベルグを救いたいと思ってくれてるのがわかるサンカルチエは良いねぇ。彼がいるだけで、救われる気がしたよ。 そんな絶体絶命のアダムスベルグを救うルタンクールが素敵。常に冷静、常に客観的、常に空気のように存在感を消し、観察をする。 彼女のおかげで逃亡計画がうまくいった。 弟とも無事に会えて良かったよかった。 ね、ダングラール。探してくれてありがとね。死んだと思ってたけどね。 そんな弟ラファエルも、逃亡劇に一役買ってくれました。 そして、フランスに戻ってきた彼をかくまってくれるのはクレマンチーヌと、同居人のジョゼット。 クレマンチーヌと同世代と思われるジョゼットが、まさかのハッカーで、非常に有能。おかげで、隠れ家にいながら色んな事を調べることができた。 あ、もちろん、ダングラールも協力してくれました。 一時期、アダムスベルグの落ち込みにつられて、ダングラールを怪しんだりしてしまったけれど、謝っとく。ごめん。 ケベックに連絡しているダングラールが出てきたとき、またちょっと疑いの目を向けそうになってしまいましたが、そういや、サンカルチエの事褒めてたのを思い出し、これは、そっちですね?と理解しました。 なのに、ダングラールったら意地悪するから、またそこで「え!?」って思わされたけど、人の良いサンカルチエが「ひでぇ!」って言ってくれて救われたw 真犯人は、最初からアダムスベルグが言ってた通りなんだけど、確証を上げられずに今まで来ていたのを、どうやって、解決するのか、が、見どころ(読みどころ?) 6週間の期限の間に事実を突き止めるため、みんなの協力のおかげか、どんどん答えが集まってくる。 まず、死んだとされていたのを覆した時、 そして、被害者の関連性が分かった時、 小気味よく進んでいくので、途中で読むのを止められず、おかげで読み終わったら朝でした。どうもありがとうございました。 弟も、無事にフランスに戻ってこられてよかった。 カミーユとは結局離れたまんまなの? 子供の父親の件、わかってよかったわね。きっと私以外の読者も、アダムスベルグがわーわー言ってるだけで、父親はあなただと確信していたけれどもね。 サンカルチエもダングラールも今回の事件のおかげで昇進したし。 さて、アダムスベルグはまた夢想家に戻るんですかね。
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