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われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
発売年月日 | 2019/10/19 |
JAN | 9784596551481 |
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われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか
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商品レビュー
4.6
13件のお客様レビュー
いつも思っていて、この本を読んで改めて思ったが人類は農業を始まる前に滅ぶべきだったのではないかと考えてしまう。結局は生き残ってしまったが。 電子書籍であらためて購入を検討したい。
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【医学部図書館リクエスト購入図書】 ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29070767
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ー コロモジラミのDNAの突然変異の数からは、我々の先祖が少なくとも7万年前には裸で走り回るのをやめていたと結論できる。 ー ストロンチウムはカルシウムと同じように体内に取り込まれる金属で、主に骨や歯の中に蓄積する。古代人の歯のストロンチウム比が、その地域の岩盤の比率と一致すれ...
ー コロモジラミのDNAの突然変異の数からは、我々の先祖が少なくとも7万年前には裸で走り回るのをやめていたと結論できる。 ー ストロンチウムはカルシウムと同じように体内に取り込まれる金属で、主に骨や歯の中に蓄積する。古代人の歯のストロンチウム比が、その地域の岩盤の比率と一致すれば、歯の持ち主は、歯が見つかった地域で育ったことが断定できる。すると、大きめの歯はその場所の地質と一致したが、小さめの歯は一致しないことがわかった。一般的に男性の方が女性よりも大きな歯を持つため、近親交配を避けるため、集団が離れたのは女性である可能性が高いことがわかる。 …という風に色んな証拠を辿りながら人類を解き明かしていく。サピエンス全史を含む、他の著書と重なる部分も多いが、こうした話は繰り返し読んでも楽しい。人類の「今」ある特性を分析し、その由来を探るのだから。その特性こそ、タイトルにあるような、自信過剰、嘘つき、お人好しという内容。勿論、お人好しじゃない人もいるが、平均的に、という話だ。 一つ、本の中から引く。自信過剰の人々が成功しやすい理由は、競争の中でより威圧的であり、周りの人が直接対決を避けようとする傾向があるからだと。競争戦略上、自信過剰の方が得をするらしい。何だか実感に合わず、日本人には、でしゃばるような自信家は少ないように思う。感覚的には、自分より比較的劣る人と長期間共にした人は自信家になりやすい。そして、日本の偏差値教育システムにおいて、時々その典型例に遭遇する。イキり特性と共に。 本書で語られる、人類の幸せについて。 「共同体の一員になり、新しいことを学ぶこと」 斯様に、共同体に寄りけりではありはするが。
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