
商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2019/09/02 |
JAN | 9784758413428 |
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商品レビュー
3.8
267件のお客様レビュー
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落日 湊かなえ ∞-———————∞ 映画監督として名前が売れ始めた香と、脚本家としてはまだ新人である真尋がメインで交互の視点で描かれる訳だけど、どとらかというと香が主人公っぽい。 過去に起きた殺人事件を追うために色々調べて行くんだけど、その事件の内容ももちろんのこと、2人の人生も壮絶で複雑。 香の家庭も大変だったろうけど、亡くなった姉がまだ生きてるかのように振る舞う真尋の家庭もなかなか。『お姉ちゃん、今日は○○○○○○でした』的な、語りかけるか手紙を書いてるような描写は、池田理代子の「おにいさまへ」を思い出した。 最終章は、殺人犯となってしまった力輝斗と関わっていたとされる真尋の姉、千穂の物語として書かれた脚本だったけど、そこまで読んできたらきっとこうだったと思わずにいられない内容だった。 この世はもううんざり、彼女もいない世に未来なんてない、どうか死刑にしてくれっていう、力輝斗の精神鑑定がこの映画で覆ることは無いだろうけど、彼には同情してしまう。 従兄の正隆くんはちょっと好きなキャラだったけど、絶対友達になれないであろう。 2025/02/11 読了
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明確なストーリの輪郭 サイコパスに振り回された人生 その回復の予感 さらに 映像作品の描写としてメタ的な作品が埋め込まれている ての届くギリギリのところにもう一つの物語がある 作者の作品で最も心動かされた
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今回は湊かなえ先生3冊続けて読破しました。先生のエッセイ上下を読んでもう一冊読んでみたいと積んであった本があった事を思い出し読み始める事二日、もう先が読みたくてたまら無いこんな事久しぶりだった。甲斐千尋も長谷部香も立石力輝斗も重い十字架を背負って生きている。なんと甲斐千尋の姉千穂...
今回は湊かなえ先生3冊続けて読破しました。先生のエッセイ上下を読んでもう一冊読んでみたいと積んであった本があった事を思い出し読み始める事二日、もう先が読みたくてたまら無いこんな事久しぶりだった。甲斐千尋も長谷部香も立石力輝斗も重い十字架を背負って生きている。なんと甲斐千尋の姉千穂の死因は立石力輝斗の妹沙良の嘘が原因だった。先生の仕掛けたイヤミスが至る所で千尋と香を翻弄し真実を探す事が出来た時二人はどんな脚本を書き上げるのか?どんな映画が出来るのか観てみたいです。
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