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チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 春秋社 |
| 発売年月日 | 2019/07/24 |
| JAN | 9784393333716 |
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チョンキンマンションのボスは知っている
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商品レビュー
4.2
93件のお客様レビュー
チョンキンマンションに暮らすタンザニア人たちの生き方から、多くのことを考えさせられました。 彼らは、人と深く縛り合うわけではありませんが、必要なときには助け合い、頼り、頼られたらできる範囲で応える。 「完璧な人間になる」よりも、「多様な人とゆるくつながる」ことを大切にしているよ...
チョンキンマンションに暮らすタンザニア人たちの生き方から、多くのことを考えさせられました。 彼らは、人と深く縛り合うわけではありませんが、必要なときには助け合い、頼り、頼られたらできる範囲で応える。 「完璧な人間になる」よりも、「多様な人とゆるくつながる」ことを大切にしているように感じました。 また、人を一度の失敗や裏切りで決めつけず、状況によって何度でも信じ直す姿勢も印象的でした。 結果だけで人生を評価せず、「今をどう生きるか」を重視する考え方は、とても示唆に富んでいます。 日本的な「真面目さ」や「責任感」は大切ですが、同時に、こうした柔軟な生き方や頼り合いの仕組みも、これからの時代には必要なのだと感じました。 仕事や人間関係においても、「無理に仲良くなる」より、「いつでも助け合える関係」をつくることの大切さを考えさせられました。 とても良い本でした。 人生や働き方を見つめ直すきっかけを与えてくれる一冊だと思います。
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エッセイ風味の学術論文。香港でビジネスを営むタンザニア人のちょっとグレーなおもしろ話しだと思って油断していると、突然論点を切り出してくる。表現方法の異なる2冊の本を併読しているような感覚。 これがもし、日本に寄生する外国人コミュニティの話だとしたら、「おもしろい」「興味深い」「...
エッセイ風味の学術論文。香港でビジネスを営むタンザニア人のちょっとグレーなおもしろ話しだと思って油断していると、突然論点を切り出してくる。表現方法の異なる2冊の本を併読しているような感覚。 これがもし、日本に寄生する外国人コミュニティの話だとしたら、「おもしろい」「興味深い」「アングラな世界!」では済まされない。舞台が香港で主体がタンザニア人という、距離のある構造だから許容されるし成り立つ。でもこれを対岸の火事だと思っていると足元を掬われる。 本書に出てくるタンザニア人たちは、ソーシャルメディアを駆使して商売をするのがうまい。彼らが異国の地でお金を作る行動力には、目を見張るものがある。母国より儲かるので必死になるのもわかる。ただ、オーバーステイや名義詐称してまで居座るのはいただけない。ましてや香港の医療治療を受ける目的で難民申請をするという発想は、国側からすると迷惑でしかない。 本書は、香港に住み、『タンザニア人』という閉鎖されたコミュニティの中で自由奔放に暮らす人間に焦点を当てている。それを一歩引いたところから観察した時、彼らの自由奔放さが疎ましく見えてしまった。現地の香港人はこれをどう見ているのだろうか。外国人として香港に住みながら、納税せずに国のサービスを受け、現地の言葉は満足に話せず、お金を稼ぐ手段として国を消費してくる。まるで近頃の日本をみているようだ。ただ、タンザニア人たちは、亡くなった時に遺体を香港で埋葬せず、仲間でカンパして費用を募り、母国へ還すらしい。これは唯一良い点だと思った。 香港という国でお世話になりながらも、香港人やその文化へのリスペクトは感じられず、お互い見下している様子は、見ていて複雑な気持ちになる。日本もこのように侵略が進んでいるのだと思うと、他人事だと思えず、軽い気持ちでは読めなかった。著者の本来の狙いではないかもしれないが、『異国でお金を稼ぎ必死に暮らす外国人の心理』を知るための手段として、もっと注目されてもいい本ではないかと思う。 以下、本書より抜粋。 「そもそも自分たちを対等であるとみなしていない人々に対しては、『扱いやすい人間』にならないことが肝要である」
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メンバーシップが曖昧で、相手についての情報も不完全にしかわからないコミュニティで、人はどんなふうに助け合い、生きることができるのか。香港で働くタンザニア人たちの生き方に考えさせられることがとても多い本だった。 彼らに比べると私たち日本人は、いかに規範に厳しく、標準化圧力の強い...
メンバーシップが曖昧で、相手についての情報も不完全にしかわからないコミュニティで、人はどんなふうに助け合い、生きることができるのか。香港で働くタンザニア人たちの生き方に考えさせられることがとても多い本だった。 彼らに比べると私たち日本人は、いかに規範に厳しく、標準化圧力の強い社会に生きているんだろうと気付かされる。日本社会に生きるのは、快適な反面、苦しいわけだ。かと言って、タンザニア人たちが羨ましいとは思えない。彼らの環境は、あまりに過酷だから。でも、その環境を前提に、彼らが目いっぱい楽しんで、よりよく生きていることが伝わる。 そしてタイトルの人物、チョンキンマンションのボス、カラマが魅力的だ。風貌も、人間味も、ジャイアンみたいな人を想像しつつ読んだ。著者の小川さやかさんとカラマのなんとも言えない関係がまた魅力的で本書を読み進めるもう一つの推進力だった。
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