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独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 岩波新書1785
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独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 岩波新書1785

大木毅(著者)

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独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 岩波新書1785

946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2019/07/20
JAN 9784004317852

独ソ戦

¥946

商品レビュー

4.1

177件のお客様レビュー

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2026/06/15

歴史上空前絶後の凄惨な戦争、それが独ソ戦。さまざまな思惑とフェーズが入り組んだ、新しい資料から解釈しなおすことで、より解像度を上げて再評価した。 ----------------------- かねてから第二次大戦のヨーロッパ戦線のことについて少し深く知りたかったので読んでみまし...

歴史上空前絶後の凄惨な戦争、それが独ソ戦。さまざまな思惑とフェーズが入り組んだ、新しい資料から解釈しなおすことで、より解像度を上げて再評価した。 ----------------------- かねてから第二次大戦のヨーロッパ戦線のことについて少し深く知りたかったので読んでみました。主に戦史として客観的に整理されているので、あまり感情を揺さぶられずに読めたかな、と思いました。 さすがに専門家が書いた(あくまでも一般向けの)本だけあって、戦略、戦術から作戦術という概念からドクトリンを理解したり、戦争を「通常戦争」から「世界観戦争」や「収奪戦争」「絶滅戦争」「絶対戦争」とフェーズを変えて捉えていることが大変学びになりました。 特に独裁者がその非常に個人的な世界観から踏み入れる「世界観戦争」という整理にはなるほど、と思いましたし、同時に本当にげんなりしました(ちょうど今般のウクライナ戦争はこれに当たるかと思います)。戦争というのは人の思惑から始まるので、どんな非合理なことでも個人的な意識の中では収まってしまう恐ろしさがあります。それが収奪〜絶滅戦争へと憎悪が膨らみ、周辺の犠牲が雪だるまのように増えていく様子には本当に恐ろしい人間の業だと思わされます。 こうした過去の惨禍を受け入れず反省せず、学ばない独裁者の真似事をしたい人物が、今の世の中でも国を率いてしまうこと、それを市民が選んでしまうということが本当に恐ろしいです。「独ソ戦」という絶滅戦争の惨禍は、人心が油断したらすぐに再び発現するのだろうと思います。今はその瀬戸際でしょうか。もう踏み入れているでしょうか。

Posted by ブクログ

2026/03/16

入門書としては満点。非常に分かりやすく、入門書として素晴らしい。ただこの手の書籍として仕方ないが、一定の知識がないとややしんどい。

Posted by ブクログ

2026/01/31

第二次世界大戦の中でも、空前絶後の被害を出した独ソ戦。ナチス・ドイツにとってそれは、ボリシェヴィズムの撲滅とスラヴ人の征服であり、生存圏の確保であった。一方のスターリンは、ドイツの侵攻を間近に感じながらそれを黙殺し、大粛清により軍は万全の状態を欠いていた。 1941年に侵攻を開始...

第二次世界大戦の中でも、空前絶後の被害を出した独ソ戦。ナチス・ドイツにとってそれは、ボリシェヴィズムの撲滅とスラヴ人の征服であり、生存圏の確保であった。一方のスターリンは、ドイツの侵攻を間近に感じながらそれを黙殺し、大粛清により軍は万全の状態を欠いていた。 1941年に侵攻を開始したドイツは表面的には勝利を重ねたが、実際には打撃を与える戦力を着実に消耗していた。そしてスターリングラードでの大敗後、坂を転がるように敗戦へと向かっていく。 ナチス・ドイツによる「通常戦争」「絶滅戦争」「収奪戦争」の側面を持つ独ソ戦。独ソ双方の読み間違えや油断・慢心の結果甚大なる人的被害を生み出してしまう。まさにこの世の地獄。戦争についての詳細で生々しい記述というよりは、掲げられたイデオロギーの恐ろしさなどが際立っている。「絶滅戦争」故に、捕虜や民間人の取り扱いが非情でそれもこの戦争の恐ろしさを表している。

Posted by ブクログ

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