商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | トランスビュー |
発売年月日 | 2019/06/01 |
JAN | 9784798701714 |
- 書籍
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ほんとうの道徳
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ほんとうの道徳
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
哲学 道徳… と聞くと「難しそう」となるが この本はとても読みやすかった。 昭和の時代には「あたりまえ」とされてきたものが「あたりまえでなくなっている」今。学校教育の在り方も変化していって当然なのだと思う。 自分が受けていた「あれ」… 若干の居心地の悪さを感じながらも そうい...
哲学 道徳… と聞くと「難しそう」となるが この本はとても読みやすかった。 昭和の時代には「あたりまえ」とされてきたものが「あたりまえでなくなっている」今。学校教育の在り方も変化していって当然なのだと思う。 自分が受けていた「あれ」… 若干の居心地の悪さを感じながらも そういうものなのだろうと思いながらその中に収まってはいたが 何だったんだろうと思いながら… この本の中で繰り返し書かれている 学校教育の根本使命「子どもたちの「自由」とその「相互承認」の感度をはぐくむ」を目的とした学校が増えていったら…と思いワクワク ニヤニヤしながらページをめくった。 「大人」「先生」という立場は ついつい子どもたちの上に立つことを求められ いつのまにかそういうものと思ってしまいがちだが 横並びになってみると 見えるものが違ってくるのかもしれない
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書いてあることは納得できる。 ただし現場感は無い。理想論、とまでは言わないが… 成長に伴ってルールは作り替える、作り合うべきという点は確か。 道徳、というより学校教育全体の話だとは思うけれど。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
P.27より引用 「『考え、議論する道徳』と言うのであれば、本来、そもそもルールとはいったい何なのか、どのようなルールであれば従うべきで、どのようなときにそれは変えられるのか、変えるべきなのか、新たにつくるべきなのか、といったことを議論する必要があるはずです。いついかなる時もルールに従えなんて、むしろ非道徳的な教育と言うほかありません。」 とかく、道徳の授業というのは、模範的な児童生徒が模範的なことを言ったり、自然の美しさ、伝統を守ることの大切さについて理解したり話し合ったりすることが多い。 そして、巷間言われている「考え、議論する道徳」も、その域を出ていないことが多い。 苫野氏の主張するように、本来の意味で、よりよい社会をつくっていくためには、ルールの有用性を理解するとともに、その適用性やその適時性などを話し合っていくことが、不可欠である。社会に出て、前例だけに囚われたり、間違った組織の論理(違法なことを組織の一員としてさせられても従ってしまう同調圧力のようなもの)に従ってしまったりすることは、ありがちなことであるが、それだけでは間違いなくよい社会人にはなれない。 きちんとなぜそのルールがあるのか、なぜそうするのか、なぜ校則があるのか、学校に携帯電話を持ってきてはいけない理由(逆に持ってきて良いとした場合にどんなルールを作ればよいか)などを話し合い、その中でよりよいものをつくり出すことこそが、これからの社会の一員として求められる、「生きる力」なのではないだろうか。 そんなことを考えた。
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