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蟻の菜園 ―アントガーデン― 角川文庫
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蟻の菜園 ―アントガーデン― 角川文庫

柚月裕子(著者)

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蟻の菜園 ―アントガーデン― 角川文庫

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2019/06/14
JAN 9784041066614

蟻の菜園 ―アントガーデン―

¥836

商品レビュー

3.9

118件のお客様レビュー

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2024/12/29

面白かった。サスペンス。 車の中で生活する父と、娘2人。10歳と6歳の設定だったから凌辱はないかな?とおもったけど。成長するにつれてあるよね、やっぱり。 養護施設はもっと積極的に動いてほしいよ。そういうことされた子供って言い出せないんだし。 女性ライターが駆け回って真相を明らかに...

面白かった。サスペンス。 車の中で生活する父と、娘2人。10歳と6歳の設定だったから凌辱はないかな?とおもったけど。成長するにつれてあるよね、やっぱり。 養護施設はもっと積極的に動いてほしいよ。そういうことされた子供って言い出せないんだし。 女性ライターが駆け回って真相を明らかにする姿勢がいい。 最後には多重人格、で終わったわ。

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2024/12/16

◾️サマリー ・姉妹は共依存の関係を子供の時から築いてきた。 ・父親からの虐待で生まれた解離性同一性障害。 ・悪いのは父か、娘か、自治体か。 ◾️感想 児童虐待、姉妹の共依存、ギャンブル依存、殺人という暗澹たるキーワードをベースにした暗い小説だった。 作者の作品を読むのは2回目...

◾️サマリー ・姉妹は共依存の関係を子供の時から築いてきた。 ・父親からの虐待で生まれた解離性同一性障害。 ・悪いのは父か、娘か、自治体か。 ◾️感想 児童虐待、姉妹の共依存、ギャンブル依存、殺人という暗澹たるキーワードをベースにした暗い小説だった。 作者の作品を読むのは2回目である。前作の盤上の向日葵もまた、虐待のシーンが出てくる。 子を持つ親としては、何とも悲しい気持ちになる作品である。 子は親を選べないのだから、どのような形であれ、我が子には慈しみを持って接したい。 作品を読むと誰が本当に悪いのか分からなくなる。 虐待をした父親が悪いのか、虐待を背景に育ちあげく殺人に手を染めた姉妹が悪いのか、虐待を知りながら根本的な解決策を講じなかった自治体が悪いのか。読み終わった後も、ずっと考えている。 過去と現在を行ったり来たりしながら、作品は進んでいく。謎を解こうとする雑誌記者の今林の目線。 物語の犯人となる姉妹の目線(とりわけ妹)。 舞台は北陸地方の福井と東京。 立ち位置、場所、時間軸が変わりながら話が進むところは、作品に面白さが加わってとても良かった。 ◾️学び 「人は誰かに頼らないと生きていけない。」 そんなこと、今更言われなくても分かっている。 でも、時々、そんな当たり前のことを忘れてしまう瞬間がある。 原理原則として、当たり前を当たり前と思わず生きていきたいと改めて思った。

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2024/09/09

読み終わって、無力感を感じ、複雑な気持ちになっている。 昨今、似たような事件をよく目にする。 そんなとき、どうすれば子供を救えるのだろうか? 実際に自分が遭遇したら、助けられるのだろうか? 今、法律がどうなっているのかわからないが、しっかりした法で子供を守れるようになって欲しい。...

読み終わって、無力感を感じ、複雑な気持ちになっている。 昨今、似たような事件をよく目にする。 そんなとき、どうすれば子供を救えるのだろうか? 実際に自分が遭遇したら、助けられるのだろうか? 今、法律がどうなっているのかわからないが、しっかりした法で子供を守れるようになって欲しい。 なんだか辛すぎて言葉にならない。

Posted by ブクログ