商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2019/05/11 |
JAN | 9784488115074 |
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- 文庫
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エルビス・コールが探偵のシリーズ3作目。シリーズ知らずこの本を読む。 映像を見てるかのような、誰の視点で話が進んでるのかが章ごとのタイトルで分かるので読みやすい。 連続窃盗事件の犯人たちがたまたま盗んだあるものがきっかけで何人も殺されていく。 その「あるもの」を盗まれた人物の...
エルビス・コールが探偵のシリーズ3作目。シリーズ知らずこの本を読む。 映像を見てるかのような、誰の視点で話が進んでるのかが章ごとのタイトルで分かるので読みやすい。 連続窃盗事件の犯人たちがたまたま盗んだあるものがきっかけで何人も殺されていく。 その「あるもの」を盗まれた人物の「素性」が分かった時点で、なんでこそ泥に入られるようなお粗末セキュリティなお家だったのか、もやもや腑に落ちないまま読了。
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残念ながらスコット&マギーは登場しない。 でも、章ごとに視点が変わる面白さは、前作同様でキレキレ。 主人公の探偵エルヴィス・コールの一人称視点を中心に、依頼人で逃亡中の少年の母デヴォンや、逃亡中の少年タイソン、コールの相棒ジョー・パイクなどの三人称視点で、読者を飽きさせない。 ...
残念ながらスコット&マギーは登場しない。 でも、章ごとに視点が変わる面白さは、前作同様でキレキレ。 主人公の探偵エルヴィス・コールの一人称視点を中心に、依頼人で逃亡中の少年の母デヴォンや、逃亡中の少年タイソン、コールの相棒ジョー・パイクなどの三人称視点で、読者を飽きさせない。 今回特に、冒頭の「登場人物」欄ですでに「悪党」と紹介されているステムズとハーヴェイ、通称「でかい男とばかでかい男」のパーツが良い。 二人の描写は多く、その「悪党」ぶりも半端なく描かれている、が、この二人のやり取りを読んでいるうちに、なんだか愛着が生まれてくる。 この不思議さは、いい。 「訳者あとがき」でも「このコンビでスピンオフができるのではと期待した」と言わせるほどで、まるでドン・ウィンズロウの小説に出てくるような「悪役」の愛らしさが、ますます読者を魅了する。 今回コールは、父性の片りんを見せている。 あまり詳細には語られていないが、どうやら以前関係のあった女性の連れ子のようだ。 逃亡中のタイソンに対する「乱暴」でも「暖かい」接し方も、コールの「父性」への憧れとも感じられる。 「探偵稼業」という王道のお仕事小説ではあるものの、コール&パイクやその他の登場人物が読者を魅了するキャラクターで溢れている……いっきに読んでしまう原動力なんだろう。
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警察犬マギーのシリーズではありません。 「指名手配」は探偵コール&パイクシリーズ17作目で、「サンセット大通りの疑惑」以来19年ぶりの邦訳(訳者あとがきより)です。 ロバート・クレイスのWikiにある作品リストだとわかりにくいですね。 マギーが登場する「容疑者」は当初単発作品の...
警察犬マギーのシリーズではありません。 「指名手配」は探偵コール&パイクシリーズ17作目で、「サンセット大通りの疑惑」以来19年ぶりの邦訳(訳者あとがきより)です。 ロバート・クレイスのWikiにある作品リストだとわかりにくいですね。 マギーが登場する「容疑者」は当初単発作品のつもりだったのではないでしょうか。 しかしこの作品が作家を復活させるほどの人気を得たので、 新たに得た読者層を続編「約束」に導いてコール&パイクに出会わせ、 マギーは?と思っているうちにコール&パイクの魅力にひきつけて本流のシリーズに誘う仕掛けかな。 仕掛けにはまった私は「指名手配」でさらに2人に魅了され、 それと共になぜコールとパイクはこんな女性や子どもを守ろうとするのか不思議になって、入手難しいコール&パイクシリーズ1作目から読むことになりました(笑)
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