商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日出版社 |
発売年月日 | 2019/05/02 |
JAN | 9784255011110 |
- 書籍
- 書籍
絵を見る技術
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
絵を見る技術
¥2,035
在庫あり
商品レビュー
4.5
132件のお客様レビュー
絵画を構造的に、図形的に見ることで何が主体なのか、どう見せたいのかが理解しやすくなる。 わかりやすい説明に例題を交えて実践もし、絵画の「観察」を身に付けられるよう丁寧に作られている一冊だと感じた。普段絵画を観る時に無意識にやっているようなことも言語化されており、そうだったのかと思...
絵画を構造的に、図形的に見ることで何が主体なのか、どう見せたいのかが理解しやすくなる。 わかりやすい説明に例題を交えて実践もし、絵画の「観察」を身に付けられるよう丁寧に作られている一冊だと感じた。普段絵画を観る時に無意識にやっているようなことも言語化されており、そうだったのかと思うことも。 一度読むだけではもったいない内容だった。星は3.5くらいの気持ちである。
Posted by
名画が名画と言われる理由を、絵の構成等から説明する本。 自分は元々美術館に行くのが好きなのだが、主に動物画や輪郭線の濃い日本絵画が好きでよく見てるものだから、世の中の人がアートと言えばゴッホやモネやルネサンス期とかの西洋画を連想するのは何故だろう?あんなぼんやりした絵とか生々しい...
名画が名画と言われる理由を、絵の構成等から説明する本。 自分は元々美術館に行くのが好きなのだが、主に動物画や輪郭線の濃い日本絵画が好きでよく見てるものだから、世の中の人がアートと言えばゴッホやモネやルネサンス期とかの西洋画を連想するのは何故だろう?あんなぼんやりした絵とか生々しい人間とか神とか見てて頭痛くならないんだろうか?というのは言い過ぎだが、評価されるには理由があるだろうからそれを知るために読んでみた。 成程、確かにぱっと見なんかバランスがいいなと感じる絵画(ときに写真)には構成とかに理由があるんだなあというのがわかった。たまに変なポージングの人物画があるが、それにも鑑賞側の目線誘導等の意味がある、と。時に写実主義絵画と写真の違いってほとんどないんじゃないのと評されがちだが、鑑賞の効果を最大限に高めた作品にするにはそのものを写す写真よりも配置等を好きなように描ける絵画のほうが都合がよいんだなと腑に落ちた(そんなことはこの本には書いていないがそういうことかと)。 個人的には鑑賞するときには、ここに書かれているような理由で世間に評価されたんだなと思う指標にするし、展覧会行った後のログを描く際には、そのときの印象を残すためにこの本に記載しているようなポイントに気を付ければそれっぽくなるんだなという指標になった。ここに書いてある条件を満たす絵だけが素晴らしい絵、というわけではなく、人々に選ばれた絵の理由を解説しているものと捉えたほうがいいと思う。
Posted by
デザインの勉強をしていた時、NYの美大で教鞭を取られている遠藤さんというデザイナーの方にお勧めしていただき読みました。 デザインの勉強の近道は、ひとつでも多くの素晴らしいデザインを見ること.. とはいえ、 どうやって見たらいいのか分からない 何がいいのか分からない これが...
デザインの勉強をしていた時、NYの美大で教鞭を取られている遠藤さんというデザイナーの方にお勧めしていただき読みました。 デザインの勉強の近道は、ひとつでも多くの素晴らしいデザインを見ること.. とはいえ、 どうやって見たらいいのか分からない 何がいいのか分からない これがどうしてこんなに評価を得てるのか? などなど、、、 その手の疑問が1番多く抱かれているのが、"絵画"でしょう。 ということで、どの様に絵画を楽しんだらいいのか?ということを、すごく分かりやすく、面白く解説してくださっているのがこちらの本。 それも、「絵の背景を汲み取って楽しむ」というものではなく、絵の構造や視線の動き、誘導のさせ方、ものの配置と描写の意味、など、視覚に重点を置いて解説してくれているので、これ一冊読めば、絵画だけでなく、世の中の様々な絵やデザインを見るのが楽しくなります! 絵に実線を入れて解説してくれるので、ページ数の割にはサクサク読めて、文体もかしこまってなくて読みやすいです! 苦手意識のある方にこそ、オススメかもしれません。
Posted by