商品レビュー
4.5
187件のお客様レビュー
web上で好評だったので購入した書籍だが、本当に良い。 絵画を見るときに何に注目し、どのように読み解いていけば良いかを明解に教えてくれる。そして、その技術が確実に身につくように感じる。 「絵画の見方」的な書籍は世の中に溢れているが、これほど具体的で体系的なものを知らない。 ...
web上で好評だったので購入した書籍だが、本当に良い。 絵画を見るときに何に注目し、どのように読み解いていけば良いかを明解に教えてくれる。そして、その技術が確実に身につくように感じる。 「絵画の見方」的な書籍は世の中に溢れているが、これほど具体的で体系的なものを知らない。 方向性としては、宝島社から出ている、『絵画の読み方』、『図解:名画の見方』などと同じだが、永年書棚で積読状態になってきたこれらの書籍とは違い、圧倒的に読みやすい。 本書を3度、4度と通読して、その内容を自家薬籠中の物とすれば、美術館などで絵を見ることは至上の愉楽となってくれることことだろう。
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絵画・写真などの2次元芸術作品をロジカルに見る方法を紹介した本。美術作品の構造分析や隠喩の研究や古典的であり、パノフスキーや若桑みどりさんなど昔から多くの美術史家が取り組んできたものである。それらを筆者なりに咀嚼して、一般の人にも分かりやすく解説している。以下のキーワードのように...
絵画・写真などの2次元芸術作品をロジカルに見る方法を紹介した本。美術作品の構造分析や隠喩の研究や古典的であり、パノフスキーや若桑みどりさんなど昔から多くの美術史家が取り組んできたものである。それらを筆者なりに咀嚼して、一般の人にも分かりやすく解説している。以下のキーワードのように、絵を見るポイントがありそれをガイドに絵を解釈できると説く。 ・フォーカルポイント(注目点・明暗の強弱、大きさの比率など) ・経路(絵全体を見てもらうために画家が調整したもの・集中型、クラッカー型、ジグザグ型、十字型、水平垂直型など伝えたい主題や見せ方によって人やものの配置や視線を調整する) ・バランス(バランスが良い=天秤の釣り合いが取れてる、もしくは意図的に偏りを持たせている。片方だけ強調してもバランスが悪いので、小物を反対に置いてバランスを取るなど) ・色(明暗・彩度、補色関係など。影にも色を載せる) ・構図と比例(二等分線・三等分線・等分線に対する斜行線、それらに応じてモチーフを配置したり形を調整する) このように絵の見方をロジカルに解説し、なぜこの絵はバランスが良いのか、ずっと見てられるのか、また美しいと思うのかを解説している。日本だと絵は感性で見るもの、言葉にするのなんて野暮、という印象もあるがヨーロッパだと子供の時から美術館で感想を述べる授業などがある。全てをロジカルに見るべきだとは思わないし、画家も意図していないことも多いが絵を見て言語化することは人と話すタネになると思う。
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美術館の特別展を観に行くにあたり、さっぱりワカラン美術について少しは知識を持っておこうと読んだ本。めちゃくちゃ勉強になったし、この本のおかげで作品も楽しめて、年パスも買った。 こんなにも、絵と対峙しながら、絵をじっくり観る時間は初めてだったけど、この本に書かれている絵の構図やバ...
美術館の特別展を観に行くにあたり、さっぱりワカラン美術について少しは知識を持っておこうと読んだ本。めちゃくちゃ勉強になったし、この本のおかげで作品も楽しめて、年パスも買った。 こんなにも、絵と対峙しながら、絵をじっくり観る時間は初めてだったけど、この本に書かれている絵の構図やバランス、色彩の知識は、何度も読み返して、絵画をもっと楽しみたい。
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