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商品レビュー
4
616件のお客様レビュー
30年以上前の事件の真相を探る二人の男性…1人は新聞記者でもう1人は子供のころににその事件に関わったかもと疑って真相を探り始め終盤に別々で調べていた2人が遂に対峙して……重厚なミステリーでした!子供のころのグリコ森永事件の怖さを思い出しました
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グリコ森永事件、まだ私が産まれる前の事件。触れない方がいいかもしれない事に、恐れをなさず踏み込む記者の話を読みたい今日この頃。掘り返したからこそ向き合ったり、救われる人もいれば、一歩間違えれば誰かを破滅に追い込む恐ろしい仕事だと改めて思う。小説はフィクションだけど、まだまだ自分の...
グリコ森永事件、まだ私が産まれる前の事件。触れない方がいいかもしれない事に、恐れをなさず踏み込む記者の話を読みたい今日この頃。掘り返したからこそ向き合ったり、救われる人もいれば、一歩間違えれば誰かを破滅に追い込む恐ろしい仕事だと改めて思う。小説はフィクションだけど、まだまだ自分の知らない月日が流れたからこそ真実に近づける事件がたくさんあるんだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
☆☆☆☆の上。 その時その時の状況や時系列を細かく書かれているので読みにくいと感じる部分は確かにあった。しかし、それ故に読み進める度に解明されていくことがとても面白い。私はこの事件の大元を知らなかったのだが、興味を持ったと同時に痛ましく思った。子供の人生については作者の想像でしかないが、世の中には陽に当たれず闇の中で暮らす人が沢山いると考えるとどうしようもない気持ちになる。記者には好奇心で人の心に土足で踏み込むマイナスイメージを持っていて、正直最後まで好きにはなれなかった。しかし記者も人間であり、真実の先にある希望のために取材をしていく、それで結果は当事者が後悔しないと思えるのならその助っ人として肯定してみてもいいのかと自分の中で思った。
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