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罪の声 講談社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/05/15 |
JAN | 9784065148259 |
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罪の声
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商品レビュー
4
626件のお客様レビュー
実際の未解決事件を題材にした長編作品。序盤〜中盤は話の土台作りが続き、展開が進まずとてもつまらなかったが、終盤は事件の真相が見えてきてスラスラ読めた。結末としてはとても良かったと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
読み応えのある物語でした。 実在の事件の方はほとんど知らないのですが、犯行に子どもの声が使われていたのはショッキングです。あの時の子どもが、という視点はとても重く、心苦しいものがありました。恐怖に陥れた事件の動機のしょうもなさとか、関係者たちのやりきれない気持ちとか、子供たちのその後の人生とか、辛いものがありました。聡一郎と母親が再会できたのは良かったです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
グリコ森永事件を下敷きにした作品。 虚構と現実が上手い具合に混ざり合い、どこまでがノンフィクションなのかと思わせてくれる出来。 (これから読む人の中で、登場人物が多い作品は難しいと感じている方は、登場人物の相関図をメモしながら読んでみてもいいかもしれません。) あれだけの大事件に子どもを含め巻き込まれた人がいる。そうだったのかと知った。 そしてそんな事をやった犯人は誰なのか、どうしてそんな事をしでかしたのか。ページを捲る手が止まらなかった。 達雄が告白するあたりでちょっと失速気味かな、ここまで面白かったのになと残念に思っていた。 しかし、読み進めると、その告白を聞いた阿久津も虚しさに囚われている。 なるほど、著者はその思いを読み手にも味あわせてくれたのかと、その力を素晴らしいと感じた。 そして母親が録音を告白したあたりからは早く読み進みたい思いと、じっくり読みたい思いと綯い交ぜになってすごくいい物を読んだなと。 もしかして本当にこんな事が裏側にあって、著者はどこかでそれを知ったんじゃないの?と思わされる程に良くできた作品でした。
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