商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/02/23 |
JAN | 9784041026380 |
- 書籍
- 文庫
まにまに
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まにまに
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商品レビュー
3.8
52件のお客様レビュー
西加奈子さんのエッセイ「まにまに」読了。 2015年に出版された書籍なんですね。雑誌の連載で、日々のこと、音楽のこと、書籍のこと、さまざまな、忌憚のない西加奈子さんの言葉が楽しかった。 音楽のことについては、私と好きな音楽のテイストが全然違うので、へー、という感じだったし、書...
西加奈子さんのエッセイ「まにまに」読了。 2015年に出版された書籍なんですね。雑誌の連載で、日々のこと、音楽のこと、書籍のこと、さまざまな、忌憚のない西加奈子さんの言葉が楽しかった。 音楽のことについては、私と好きな音楽のテイストが全然違うので、へー、という感じだったし、書籍の話は、さすが小説家、なんか、深いっ!(深すぎる…)、と、ちょと斜め読みぽくしてしまったんですが、 前半の日々のことは、めっちゃ面白くて、全ての話に付箋を貼りたいぐらいの気持ちで読みました。 ちゃかし方が絶妙! いやー、面白かったー。
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直木賞受賞作「サラバ!」を読んで非常に感銘を受けた著者のエッセイ本。 楽しみに手に取り読み始めたら、期待を裏切らないリズム感と面白さ。アッと云う間に心地よく読み終えてしまった。 その文章にも滲み出ているように思うのだが、著者はとても関西人でボーイッシュで正直で表現力豊かな才人だと...
直木賞受賞作「サラバ!」を読んで非常に感銘を受けた著者のエッセイ本。 楽しみに手に取り読み始めたら、期待を裏切らないリズム感と面白さ。アッと云う間に心地よく読み終えてしまった。 その文章にも滲み出ているように思うのだが、著者はとても関西人でボーイッシュで正直で表現力豊かな才人だと思う。ただそれが、読み始める前の予感みたいなものとあまりに同じ過ぎて、意外性が無いと云うか、ちょっと物足りなかった...というのは、読者ひとりの身勝手な不満だよなあ、とは分かっちゃいるのだが。 第2章が音楽で、第3章が本。どちらも自分自身の大好きな趣味の分野なので、ノンジャンルの第1章以上に楽しみに読めたのは良かった。さらに興味深かったのは、音楽がテーマの第2章と、本がテーマの第3章を読んで、読者の僕自身の反応が大きく違ったこと。音楽については「著者は著者、オレはオレ」と、別段大きく影響されたり感化されたりは一切無かったのだが、本については、それとは真逆。著者が取り上げた全ての作家と作品を一つ残らずメモに残し「おーっし、オレもいつか必ず読むぞ!」とひとり密かに心でガッツポーズ。我ながらオモロイ反応だった。
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わんぱくで聡明な女性作家の存在に癒された。 人のことを勝手に想像したフィルターを通してみることは危うく、 一元的に物事を見ても危ないし 素直に、歳をとりながら幸せに優しくしなやかに生きたいし 読書という感情体験は人を豊かにしてくれるし、、 そんな風に頼れるお姉さんが隣で何気に話し...
わんぱくで聡明な女性作家の存在に癒された。 人のことを勝手に想像したフィルターを通してみることは危うく、 一元的に物事を見ても危ないし 素直に、歳をとりながら幸せに優しくしなやかに生きたいし 読書という感情体験は人を豊かにしてくれるし、、 そんな風に頼れるお姉さんが隣で何気に話してくれてるようなあたたかさを感じる本だった。 この本全体から西加奈子さんの愛を感じられて好きだ
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