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あちらにいる鬼
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あちらにいる鬼

井上荒野(著者)

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あちらにいる鬼

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2019/02/07
JAN 9784022515919

あちらにいる鬼

¥1,760

商品レビュー

4

100件のお客様レビュー

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2024/09/29

これを娘が書いたのがすごいなー。というか、娘が書いたと思いながら読む体験がおもしろかった。私にとっては井上光晴自体が、破天荒なカルト作家のような存在だったから、それを内側から知れるのもおもしろかった。瀬戸内寂聴については、お悩み相談の尼さんというイメージしかなかった。小説もおもし...

これを娘が書いたのがすごいなー。というか、娘が書いたと思いながら読む体験がおもしろかった。私にとっては井上光晴自体が、破天荒なカルト作家のような存在だったから、それを内側から知れるのもおもしろかった。瀬戸内寂聴については、お悩み相談の尼さんというイメージしかなかった。小説もおもしろいのかな。読んでみたいような、面倒なような。(帯見たら、瀬戸内寂聴が書いてるやん!このノンフィクション感。胆力あるなぁ。) しかし、井上荒野うまいなー。最強遺伝子だもんな。

Posted by ブクログ

2024/08/04

途中何度も挫折しかけ、読み終わるまで時間がかかった。 難しい文章でもないし、意味がわからないわけでもないのに。 後半、長内みはるが出家してからすーっと読めた。もしかして私は不倫を是としない割と道徳的な人なのかな?と言う発見をした本。

Posted by ブクログ

2024/06/01

井上荒野さんの作品にはなんだか惹かれる。 はっきりしていなくて、何だったんだろう?なんて思うことも多々あるのだけれど。 それでも読みたいと思い、読んでしまう何かがある。 さてこの作品。 あちらはどちら?鬼は誰?…なんて考えつつ読む。 フィクションとノンフィクションの境目を描ききっ...

井上荒野さんの作品にはなんだか惹かれる。 はっきりしていなくて、何だったんだろう?なんて思うことも多々あるのだけれど。 それでも読みたいと思い、読んでしまう何かがある。 さてこの作品。 あちらはどちら?鬼は誰?…なんて考えつつ読む。 フィクションとノンフィクションの境目を描ききった話。 「事実は小説より奇なり」 でもこれは小説で…なんて思ったりも。 でも骨組みはやはり実話で… 人間って深い。計り知れない。 井上光晴と瀬戸内晴美(寂聴)と井上夫人の関係に思いを馳せては深く息をつく。 瀬戸内寂聴と井上ファミリーの関係を思いまた深く息をつく。 すごいな。 井上夫人の強さに魅力を感じ、怖さを感じ、何故か脆さも感じた。  

Posted by ブクログ

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