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ニセモノの妻 新潮文庫
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ニセモノの妻 新潮文庫

三崎亜記(著者)

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ニセモノの妻 新潮文庫

605

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/12/22
JAN 9784101003719

ニセモノの妻

¥605

商品レビュー

3.4

18件のお客様レビュー

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2023/07/25

ある日、妻が「私はニセモノかもしれない」と言い始めた。世間では知らぬ間にニセモノの人物が本人と入れ替わる事件が相次いでいた。私はニセモノと言い張る妻とホンモノの妻を探す旅に出る。 三崎亜記の短編集。三崎亜記の本はタイトルだけ見て買ってしまう。前に読んだ本でもSFがかった話だった...

ある日、妻が「私はニセモノかもしれない」と言い始めた。世間では知らぬ間にニセモノの人物が本人と入れ替わる事件が相次いでいた。私はニセモノと言い張る妻とホンモノの妻を探す旅に出る。 三崎亜記の短編集。三崎亜記の本はタイトルだけ見て買ってしまう。前に読んだ本でもSFがかった話だったが、本作は小松左京や筒井康隆の様な「入りの」SF短編。 マンションに住み始めたが、他の部屋には誰もいなさそうだが、ある日突然現れたり、妻がニセモノになる世界になったりと、アイデアと入りは良い。 そう、入りは良いのだ。ただ、途中からどれもこれも微妙な感じになるんだな。SF的な設定だが、その設定の掘り下げがなされないままあるところで元に戻ったり、結局掘り下げられずにふわっと終わったりという作風が続く。せいぜいSF要素のない『坂道』は納得できたものの、結局どうするんだよ?という余韻もなにもなくぼやっと終わってしまうのだ。 前に読んだ作品も、結局何が何だったのかというところを説明せずに日常に戻るが…という話だったので、この人のスタイルなのだろう。 初期の作品群なのかもしれないが、SF読みとしては納得の行かない1冊である。『断層』も終わりはそれでいいのか?

Posted by ブクログ

2021/09/17

ファンタジーとはならないけど、ビミョーな何かが起こる世界。これは読む人を選ぶ本かなぁ?と思います。人によって面白いと思ったり違ったり…自分にはちょっと合わないかも?と思いました。

Posted by ブクログ

2021/03/04

今回も三崎さん独特の不思議な世界観が満載です。 購入したマンション「ルミナス野分浜」はとても静かで人の気配が全く感じられない 駐車場にはたくさんの車が止まっているが灯りが灯っているのは我が家だけと言うホラー的な要素を含んだ「終の筈の住処」 ホンモノの妻捜しを始める奇妙な物...

今回も三崎さん独特の不思議な世界観が満載です。 購入したマンション「ルミナス野分浜」はとても静かで人の気配が全く感じられない 駐車場にはたくさんの車が止まっているが灯りが灯っているのは我が家だけと言うホラー的な要素を含んだ「終の筈の住処」 ホンモノの妻捜しを始める奇妙な物語の「ニセモノの妻」 「坂」では階段主義者の登場にクスっと笑え、「断層」は少し切ない 4作とも現実には起こりえない物語ですが不思議な世界観を味わいたい方にはオススメの1冊です。

Posted by ブクログ

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