商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2018/12/14 |
JAN | 9784492444504 |
- 書籍
- 書籍
西洋の自死
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
西洋の自死
¥3,080
在庫あり
商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
知ってるつもりではいたが、深刻だ。 日本のウォーギルドインフォメーションプログラムのように、自虐史観を植え付けなくても、西洋に蔓延る贖罪の意識。帝国主義における加害者としての過去。それに加えて、ポリティカルコレクトネス等に代表されるような、差別意識の積極的抑止ムード。そうした、...
知ってるつもりではいたが、深刻だ。 日本のウォーギルドインフォメーションプログラムのように、自虐史観を植え付けなくても、西洋に蔓延る贖罪の意識。帝国主義における加害者としての過去。それに加えて、ポリティカルコレクトネス等に代表されるような、差別意識の積極的抑止ムード。そうした、ちょっと大人な態度の欧州に対し、移民たちがやりたい放題だ。日本も決して人ごとではない。 古代ギリシャの哲学者はテセウスの船と言う有名な逆説をまとめあげた。英雄テセウスが航海に使った船はアテネの市民の手で保存されていた。市民は船の部材が朽ちると新たな木材で置き換えた。さて、テセウスが航海に使った部材が全て置き換えられたとしまっても、それはまだテセウスの船なのだろうか。こんな語り口で本著はスタートとする。そう、大量移民により変わり果てた国は、かつてと同じキリスト教の白人国家と言えるだろうか。 一例を挙げる。ソマリア人男性は、デンマーク人男性の約26倍もレイプをした。しかしスウェーデンであれ他のどの国であれ、メディアがこの話題に触れる事はなかった。2015年の大晦日にケルンで大勢の女性が襲われ、ようやくスウェーデンのメディアも事件のことを伝え始めた。ケルンの事件が有名だが、それは氷山の一角なのだ。 考えさせられる。民度の低い移民を差別せずにいかに教育するか、受け入れるべきなのか。少子高齢化による税金、労働者不足の対策として、安易に移民を受け入れてはならない、対策を講じて慎重に対処すべきだという事はよく分かった。
Posted by
「大衆の狂気」を読んで、著者に興味を持ちました。最近の世界の論調からは受け入れられにくい論考でしょう。膨大な事例がやや冗長に感じるところもありますが、現実に何が起きているかを知るには良い一冊だと感じました。日本も例外ではないと思います。
Posted by
西洋の移民政策の現実を書いた本。 この本の論点 ①移民の受け入れは悪くないが受け入れすぎることによって、西洋的な価値観や文化の破壊に繋がる ②移民受け入れは人口の減少の歯止めになるが、出生率を上げるなどの対策をまずやるべき ③移民政策への提言は全て人種差別と捉えられてしまうた...
西洋の移民政策の現実を書いた本。 この本の論点 ①移民の受け入れは悪くないが受け入れすぎることによって、西洋的な価値観や文化の破壊に繋がる ②移民受け入れは人口の減少の歯止めになるが、出生率を上げるなどの対策をまずやるべき ③移民政策への提言は全て人種差別と捉えられてしまうため、適切な議論ができない。 ④寛容な多文化主義を容認した結果、宗教原理主義に敗北してしまう。 (その人たちの声は大きく、批判すると殺されかねない) ⑤欧州は植民地政策の過去を原罪と捉えており、メディアや政治家によって、今でもその罪を背負わされている
Posted by