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セーヌ川の書店主
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セーヌ川の書店主

ニーナ・ゲオルゲ(著者), 遠山明子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2018/07/26
JAN 9784087734942

セーヌ川の書店主

¥2,310

商品レビュー

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2025/08/27

主人公はまもなく50歳になるジャン・ペルデュ。パリのセーヌ川にて本屋船を営む男で、船の名前を「文学処方船」と自ら名づけ、話を聞いただけで、その人の苦悩(感情)を察し、その苦悩を和らげるための本を勧めるという、悩める人々に本を「処方」する書店主です。 しかし、20年前に突然自分の...

主人公はまもなく50歳になるジャン・ペルデュ。パリのセーヌ川にて本屋船を営む男で、船の名前を「文学処方船」と自ら名づけ、話を聞いただけで、その人の苦悩(感情)を察し、その苦悩を和らげるための本を勧めるという、悩める人々に本を「処方」する書店主です。 しかし、20年前に突然自分の前から姿を消した恋人への自身の心の傷は治せずにいたところ、あるきっかけで、その恋人の筆跡の封筒が見つかります。それは、恋人が自分に飽きたときに書く決まり文句しか綴られていないと思い、自分のプライドを保つために、あえて読まずにベルデュが20年間仕舞い込んでいた手紙でした。 ところがその内容は、恋人の命がもう僅かであると自ら告白する内容で・・・。 20年間治せなかった心の傷を癒すため、ベルデュは20年前に去った愛する女性の故郷を目指して船旅に出る、という物語です。 旅の途中で出会う個性的な人々との交流や、心に抱える傷が少しずつ癒されていく様子や心の動きが描かれています。 また、セーヌ川を地中海側に向かって、船で旅していく物語なので、セーヌ川沿いの美しい景色も描写されていることから、読みながら登場人物たちと一緒に船に乗って旅をしている気分にしてくれます。 印象に残ったのは、ベルデュが船から下りて車で移動中に、カーラジオから「あなたを今のあなたにした出来事とは何ですか? お話ししてみませんか?」というラジオパーソナリティからの問いかけがあった場面です。 ラジオからは、「最初の子の出産が幸せと平安をもたらした。分娩の苦痛は幸せへの道だった。」という声に続いて、「倅が死んだときの悲しみが、人生で大切なものが何か悟った。悲しみが教えてくれた。」という声が寄せられます。 心の傷を20年間癒すことが出来ずにいて、20年経ってから取り返しのつかない悲しみを知ったベルデュは、このとき、何を思いどう考えたのだろうと想像し、つい切ない気持ちになりました。 そして、自分ならどう語るのだろうと、今の自分を振り返ってみたりもしました。 物語の最後、ベルデュは新たな人生の再開へと動き出すのですが、「文学処方船」を自ら手放したベルデュにとって、旅の途中で出会った人々との交流と新しい恋人の愛情が、心の傷を癒す「処方」だったというのは、道理だなと思いました。

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2025/07/07

2025/07/09 初めてドイツ文学を読んだかも知れない。てかフランスの話やからフランスの人が書いたんかと思ってた。全体的に美しいと感じる文章やった。おじさんが主人公の恋愛小説って日本にほぼなくない?主人公ペルデュの新しい恋人も若い女の人でなくて、ペルデュと同じぐらいの女の人...

2025/07/09 初めてドイツ文学を読んだかも知れない。てかフランスの話やからフランスの人が書いたんかと思ってた。全体的に美しいと感じる文章やった。おじさんが主人公の恋愛小説って日本にほぼなくない?主人公ペルデュの新しい恋人も若い女の人でなくて、ペルデュと同じぐらいの女の人でこれも日本にはないな〜とおもった。日本人って若い女とおじさんの組み合わせが多くない?テレビとか。詩のような感じ。手紙が長くてびっくりする。昔の人はみんなこんな長さやったんかな。愛するということっぽい。 p271 数えてみると、同じ空気を吸ったのはたかだか半年ほどだ。百六十九日間。日々をを全部つないでも、二連の真珠の首飾りがやっとできるくらいにしかならないだろう。

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2024/12/07

文体は美しいのだけれども、完全に好みじゃなかった・・・ 所々良いところがあったけど・・・久々に飛ばし読み?しました・・・ セーヌ川で船上で本を処方・・・という設定はかなり面白そうで期待大だったのに、個人的にはつまらない恋愛?話でした。手紙読めや。 所々のセーヌ川やプロヴァンスの...

文体は美しいのだけれども、完全に好みじゃなかった・・・ 所々良いところがあったけど・・・久々に飛ばし読み?しました・・・ セーヌ川で船上で本を処方・・・という設定はかなり面白そうで期待大だったのに、個人的にはつまらない恋愛?話でした。手紙読めや。 所々のセーヌ川やプロヴァンスの描写は悪くないけど、ちょっと物足りない。リヨンの扱い雑というかわるくて、そこもマイナス! サナリー (Sanary,現在のSanary=Sur=Mer) という街は知らなかったけど、ナチ亡命の作家が暮らしていた?名前の通り、Côte d'Azurの海岸沿いの漁港の街だそう。

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